2021/08/31
【海外の高校に編入したい人向け】受験から入学までの流れを解説!
海外の高校に転入を考えている人は、以下のような疑問を持っていませんか?
- そもそも、何から準備すれば良いか分からない
- 具体的にどんな手続きが必要なの?
- どのくらいの費用がかかるの?
日本では海外の高校に編入する人数が少ないからこそ、多くの疑問を持っているはずです。
ぜひこの記事を読んで、海外の高校に入学するまでの具体的なイメージを持ちましょう。
目次
海外の高校に編入するとは?転入との違い
「編入」と「転入」はよく使われる言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
一般的に、編入と転入の意味は通りです。
- すでに学校を中退した人が、別の学校に入学すること
- 学校に在学している人が、別の学校に入学すること
そのため海外留学に編入する場合は、在学していた日本の高校を中退し、途中から留学して海外の高校で卒業を目指す形になります。
高校留学のメリット
高校留学では、日本ではできない貴重な経験を積むことができます。
高校留学に行く主なメリットは、以下の通りです。
- 異文化理解力が高まる
- 英語力が大きく伸びる
- 将来の選択肢が広がる
それでは1つずつ見ていきましょう。
異文化理解力が高まる
1つ目は、留学をすることで「異文化理解力」が高まるという点です。
異文化理解力とは、自分と異なる文化を受け入れ、お互いの文化を尊重し合う力のことを言います。
実際に海外で生活してみると、毎日が異文化体験の繰り返しです。
- 授業スタイル・学校の雰囲気の違い
- 毎日の暮らし・生活スタイルの違い
- 人々の性格や発言の違い
- 食生活の違い
このような異文化体験を繰り返すことで、どんな異文化でも受け入れて尊重できるようになります。
今の社会では“多様性”が重視されているからこそ、異文化理解力のある人は社会から必要とされています。
異文化理解力を身に付ければ、今後どんな環境でも過ごしていけるでしょう。
英語力が大きく伸びる
高校留学をすれば、英語力が格段にアップします!
「英語学習は早ければ早いほど良い」と言われている通り、大学生や社会人よりも、高校生の方が英語が上達しやすいと言われています。
また留学中は、英語を使えるチャンスで溢れています。
毎日の授業や同級生・ホストファミリーとの会話など、訪れるチャンスをフル活用すれば、確実に英語力を高めることが可能です。
英語を使う機会がたくさんある留学は、英語力を伸ばせる絶好の環境でしょう。
【参考記事】:高校留学でどのくらい英語力は必要?高校留学時の英語力
将来の選択肢が広がる
高校留学は、自分の将来の選択肢が広がるきっかけになります。
留学を通して身に付けた高い英語力があれば、以下のような選択肢が生まれます。
- 海外の大学へ進学
- 日本の大学の帰国子女枠で入学
このように、留学していない高校生に比べて進路の選択肢が増える点も、高校留学のメリットです。
さらに留学は、滞在中にあらゆる経験を積むことで、自分がこれからの人生でやりたいことや目標が見つかるきっかけにもなります。
このように、留学を経験すれば将来の選択肢が一層広がります!
高校留学のデメリット
特別な経験ができる高校留学ですが、一方でデメリットもあります。
- 費用が多くかかる
- 受験から入学まで手間がかかる
- 親や友人と会えなくなる
それでは1つずつ見ていきましょう。
費用が多くかかる
海外留学で最も大きなデメリットは、費用が多くかかることでしょう。
下記は、海外留学で必要なお金の内訳です。
- 航空券
- ビザの発行
- 学費
- 現地での生活費
- 海外保険
たとえば1年間の高校留学に行く場合、生活費も含めて400〜700万円のお金がかかります。
高校留学したいときにはまず親に相談し、金銭面での支援をお願いしましょう。
しかし近年は、高校留学の奨学金制度もあり、返済不要でお金を借りられる場合もあります。
留学の金銭面で不安に感じている人は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
【参考記事】:【必見】高校留学で利用できる奨学金!おすすめ4選
【参考記事】:【比較】高校留学の費用を国ごとに紹介!安い3カ国も厳選受験から入学まで手間がかかる
以下、各国の留学費用の比較になりますが、圧倒的に安いのがフィジーになります。
もし高校を中退して海外の高校進学を目指すのであれば、費用負担の面でもフィジーでの高校留学がおすすめです。
<各国高校留学の費用比較>
国名 | 1年間 | 3年間 |
アメリカ | 約400~700万 | 約1,000~2,000万 |
オーストラリア | 約400~600万 | 約1,000~1,600万 |
ニュージーランド | 約350~500万 | 約900~1,300万 |
カナダ | 約400~600万 | 約1,000~1,600万 |
イギリス | 約500~700万 | 約1,200~2,000万 |
フィジー【格安】 | 約200~250万 | 約500~600万 |
※学費、生活費、航空券代等含めた総費用概算
【参考記事】:高校留学の費用は?期間ごとの費用や国別の留学費用、奨学金について解説
受験から入学まで手間がかかる
日本の高校を辞めて途中から留学する場合、受験から入学までの手続きに手間がかかります。
下記は、実際に渡航するまでに必要な手続きの一部です。
- 入学願書の準備
- 選考書類の作成
- 英語の試験や小論文の提出
- パスポートの発行
- 予防接種
このような手続きを全て行って、やっと留学に行くことができます。
しかし、留学の手続きすべてを自分一人の力でやるのは非常に大変です。
渡航前の相談や手続きの代行など、さまざまなサポートを受けられるので、ぜひ利用してみてください。
親や友人と会えなくなる
海外へ留学に行けば、もちろん親や日本の友人と会えなくなります。
留学先では今までと全く異なる環境・人々に囲まれることで、ストレスを感じるときもあるでしょう。
しかし、親元を離れて新たな環境で過ごすのは、精神的に自立するチャンスです。
せっかく留学に行くからこそ、「親や友人と会えなくなること」を前向きに捉え直してみてください!
海外の高校に編入するための「5つの手順」
海外の高校に編入するにあたって「何を、どんな手順で進めていけば良いか分からない…」と悩んでいる人も多いでしょう。
主な流れは以下の通りです。
- 出願をする
- 書類選考に挑む
- 面接を受ける
- 合格発表を待つ
- 入学手続きを進める
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
【参考記事】:高2から留学はどうなの?一般的な留学方法やタイミングを解説
【参考記事】:留学したい高校生が今するべきこと5選!事前に知るべきことも解説
1.出願をする
海外の高校へ編入するにあたって、1番初めに行うのが「出願」です。
出願する留学先を決定するために、まずは情報収集から始めましょう。
気になる国や学校の情報を幅広く調べ、留学の目的や費用などの条件に合った留学先を探してください。
留学する国や学校に迷っている人は、留学エージェントに相談するのもおすすめです。 希望に合った学校の紹介や、留学全般のサポートを行ってくれます。
宛先に入学願書が届いたことが確認できたら、次のステップへ進みましょう。
2.書類選考に挑む
入学願書を提出したら、次は書類選考に向けて準備を進めていきます。
下記が、書類選考で提出が求められる書類です。
- 成績証明書(通信簿のコピーなど)
- 入学申込書
- 小論文
- 英語力の証明書
多くの学校で、英文での小論文の提出が求められます。
そして何より大切なのは、書類の提出期限を厳守すること!
すべての提出書類を揃えるのには時間もかかるので、できるだけ早めの準備を心がけましょう。
3.面接を受ける
書類選考を終えたら、次に面接を行います。
面接は、自分の留学への想い・意思を伝えられる絶好の機会です。
また面接では、簡単な英語でのやりとりが求められる場合もあります。
慌てずに対応するためにも、英語のスピーキング練習もしておきましょう。
- 面接では、完璧な英語が求められるわけではありません!英語を使って積極的に話そうとする姿勢が評価されます。
「留学を通して成長したい!挑戦したい!」という強い気持ちを胸に、面接に挑んでください。
4.合格発表を待つ
書類選考と面接が終わったら、後は合格発表を待つのみです。
結果は、面接が終わってから1週間〜2週間で発表されます。
5.入学手続きを進める
入学の許可が下りたら、入学の手続きを進めていきましょう。
まずは細かい手続きとして、以下のようなものがあります。
- 保険の加入
- パスポートの発行
- 予防接種
- ビザの取得
- 航空券の準備 など
具体的な手続きの内容は留学エージェントから連絡されるので、指示に従って1つずつこなしていきましょう。
さらに渡航前には、滞在方法を決定します。
渡航前はワクワクと不安で気持ちが落ち着かず、慌ただしく過ごすかもしれません。
しかし、やるべきことを1つ1つ丁寧に行い、準備を進めましょう。 万全の準備こそ、最高の留学につながります!
実際にフィジーの高校に編入した日本人生徒の声
できるだけ安く留学に行きたい人には、フィジー留学がおすすめです。
南国に位置するフィジーは、国民性がフレンドリーで、初心者が留学しやすい国として人気を集めています。
ぜひ実際にフィジーの高校に編入した学生の声を聞いてみてください!
まとめ:海外の高校に編入するならフィジー留学へ!
フィジーは英語初心者でも過ごしやすく、途中から編入するのにぴったりの留学先です!
- 自分のレベルに合った授業を受けて、確実に英語力を伸ばせる
- 国民がフレンドリーだから、初心者でも挑戦しやすい
- フィジー文化を体験できる課外活動が盛りだくさん
- 時差が少なく、家族で連絡がとりやすい
- 年間を通して暖かく、過ごしやすい
- 発展途上国ならではのたくましさが身につく
- 留学費用が圧倒的に安い
なぜ中退して高校編入するならフィジーが良いか、そのポイントについてひとつずつ見ていきましょう。
自分のレベルに合った授業を受けて、確実に英語力を伸ばせる
フィジーの高校では、フィジー人の生徒と共に数学、理科、社会などの一般科目を学ぶことができます。
一般科目を英語で学ぶことにより、実践的な英語力を身につけることが可能ですが、英語での授業に不安を感じる人も多いでしょう。
しかし、フィジーの高校には多くの留学生が在籍しており、ESL(English as a Second Language)という特別なクラスが用意されています。
ESLは、母国語が英語でない留学生のために設けられた英語のクラスです。
留学生は、時間割の英語の授業の代わりにESLを受講します。
ESLでは、英語の理解度に応じたクラス編成が行われており、一定の英語力を身につけた学生は、通常のローカルクラスに参加することができます。
国民がフレンドリーだから、初心者でも挑戦しやすい
フィジーは南太平洋に位置する島国で、「世界で最も幸福度が高い」と言われるほど、現地の人々は親切でフレンドリーです。
ホームステイ先のホストファミリーも、留学生に対して積極的にコミュニケーションを図ってくれるため、英語に自信がない方でも安心して留学生活を楽しむことができます。
そのため、英語初心者にとって非常におすすめの留学先と言えます。
フィジー文化を体験できる課外活動が盛りだくさん
留学生活を充実させるためには、学校外での時間も非常に重要です。留学中の学生が参加している課外活動のいくつかを紹介します。
ボランティア活動
フィジーの中でも特に貧しいコロイピタ・ビレッジを訪れ、そこで生活する子どもたちに日本文化を紹介します。日本の挨拶や折り紙の折り方を教えたり、子どもたちと一緒に鬼ごっこをして交流を深める経験ができます。
カタリバ
姉妹校の語学学校で学んでいる社会人や大学生を招き、「大学での学びとは?」「働くことの意味は?」といったテーマで講演会に参加します。大学生や社会人からの実体験を聞くことは、将来の進路を考える上で非常に貴重な経験ができます。
スポーツ体験
期末テストが終わった後、留学生がいる3つの学校から学生が集まり、学校対抗でバスケットボールやドッジボールなどの大会を行い、スポーツを楽しむことができます。
ここで紹介した活動は定期的に行われているわけではなく、多くは学生自身のアイデアによって実施されています。留学中は、さまざまな活動に積極的に参加してみることをおすすめします。
時差が少なく家族で連絡がとりやすい
フィジーと日本の時差は3時間。11月〜1月までのサマータイムでも4時間しかないため、家族と連絡がとりやすく安心の留学生活を送ることができます。
年間を通して暖かく、過ごしやすい
フィジーの気候は熱帯雨林気候ですが、年間の平均気温は23~28℃で、日本よりカラッとして過ごしやすいため、長期の留学にはもってこいです。
発展途上国ならではのたくましさが身につく
フィジーは発展途上国であり、日本のように便利な環境ではありません。コンビニは存在せず、ほとんどの店舗は18時には閉店します。また、サイクロンが襲来すると、断水や停電が発生することもあります。
一般家庭にはクーラーもなく、不便に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば特に困ることはありません。フィジーで生活することで、日本がどれほど恵まれているかを実感し、どんな困難にも立ち向かえるたくましさが身につくはずです。
留学費用が圧倒的に安い
海外で1年間の高校留学に行く場合、生活費も含めて400〜700万円のお金がかかります。
日本の公立高校や私立高校に通うよりも、はるかに費用が高く、躊躇する人も多いのではないでしょうか。
しかし、フィジーでの高校留学は、ほかの諸外国の半額もしくはそれ以下の費用で実現できます。圧倒的に費用をおさえることができ、高校を中退した後の海外高校編入を現実的に叶えることができる様になります。
また、発展途上国ならではの環境で、あらゆる場面で鍛えられ、人間的にも成長することができるはずです。
ぜひこれを機に、フィジーへの留学を検討してみてください。
この記事をシェア
この記事のあとによく読まれている記事
カテゴリー一覧
-
留学体験談
フィジー中学・高校留学中の学生たちが
学校生活・ホームステイ、留学生活での
「生の声」をお届けします。 -
留学コラム
SPFBのスタッフが英語学習や
大学進学などの
情報について発信します。 -
高校生ブログ
現地のカウンセラーによる、学生たちの
留学レポート内容をお届けします。