2021/07/29
高2から留学はどうなの?一般的な留学方法やタイミングを解説
「高2から留学したい!」
そう考えている人の中には、以下のような悩み・疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
- 留学に行きたいけど、そもそも何から始めれば良いかが分からない…
- 高2から留学だと、もう遅いのかな?
- 留学に行くなら、どこの国が良いだろう?
- 大学生で留学に行く方が良いのかな…
人生でたった3年間しかない高校生活だからこそ、「海外留学に行くかどうか、いつ行くのか、どこへ行くのか」など、迷うことも多いはずです。
そこで今回は、高2で留学する方法やタイミング、高2で留学するメリット・デメリットについてご紹介します!
この記事を読んで、高2で留学するイメージを明確にしてください。
目次
高2から留学する人の一般的な留学方法
高2から留学をする場合、一般的には以下2つの留学方法があります。
- 正規留学
- 交換留学
では、それぞれの方法を見ていきましょう。
正規留学
正規留学は、留学先の高校で単位取得、または卒業を目的とした留学です。
そのため滞在期間が1年以上など、長期であることが特徴です。
正規留学の特徴をまとめると、以下の通りになります。
- 現地の高校生と一緒にあらゆる科目の授業が受けられる
- 入学前に試験がある
- 数年にわたる長期間の留学になる
- 費用の負担が大きくなる
- 留学期間や開始月・帰国月の自由度が高い
正規留学を通して現地の高校の卒業要件を満たせば、現地で高校卒業資格を得て、日本や海外の大学進学につなげることができます。
自分で期間や開始月を定めて留学に行きたい人や、海外の高校での単位取得・卒業を検討している人向けの留学スタイルです。
交換留学
交換留学は日本の高校や教育団体と海外の高校が連携して行われる、異文化交流を目的とした留学です。
期間は長くても約1年で、ほとんどの場合で「帰国後は日本の高校で卒業すること」を前提としています。
交換留学の特徴をまとめると、以下の通りです。
- 現地の高校生と一緒に授業が受けられる
- 現地の高校生と文化や価値観を共有できる
- 正規留学と比べて学費が安い
- 留学前に選考がある場合が多い
期間限定で海外での高校生活を体験したい人、正規留学より安く留学に行きたい人に向いている留学スタイルです。
高2から留学をするメリット
留学をするタイミングはいくつかありますが、中でも「高2から」留学をするメリットは以下の3つです。
- 日本の高校生活と比較できる
- 高い英語力が身に付く
- 将来の可能性が広がる
このようにメリットは多々あるので、高2から留学へ行くこと自体は決して遅くありません!
それではメリットを1つずつ見ていきましょう。
日本の高校生活と比較できる
高2から留学する場合、高校1年生での1年間は日本で高校生活を送ることになります。
つまり、日本の高校生活と留学先での高校生活の両方を満喫できるということです!
高1から留学した人の中には、日本での高校生活が送れなかったことを少し悔やんでいる人もいるようです。
日本と海外の高校生活を両方体験し、比較できるのは、高2から留学した人だけの特権です。
このように2つの国で高校生活が送れるという点で、高2からの留学はベストなタイミングだと言えるでしょう。
高い英語力が身に付く
高2から留学に行けば、確実に高い英語力を身に付けることができるでしょう。
特にリスニング力とスピーキング力の習得は、年齢と環境に大きく左右されます。
日本で過ごすだけでは、なかなか英語力を伸ばすことができません。
高校生のうちに、日々英語を聞いたり話したりできる海外に身を置けば、早く・確実に英語力は上がっていきます。
将来の可能性が広がる
高2での留学は、将来の可能性が広がるきっかけになります。
留学を通して身に付いた以下のようなスキルは、一生なくならない自分の強みです。
- 自分で生活する力・自立心
- 意思疎通が難しい中でも、打開しようとする力
- 留学を通して培った英語力
留学を経験した高校生は、他の日本の高校生と比べて、確実に視野が広がっていること間違いありません。
その広がった視野を武器に、これから目指したいこと・成し遂げたいことがより明確になっていくでしょう。
高2から留学をするデメリット
自分の将来の可能性を広げられる高校留学ですが、デメリットもあります。
高2から留学するデメリットは以下の3つです。
- 大学受験に影響する
- 多くの費用がかかる
- 言語・文化の壁にぶつかる
ではそれぞれ説明していきます。
大学受験に影響する
高2から留学すると、日本の大学受験に影響する可能性があります。
大学受験の勉強くを高2の冬からスタートする人が多い中、帰国時期が遅いと出遅れてしまう可能性があるのです。
さらに、留学先での自由な学校スタイルに慣れ、帰国後なかなか日本での勉強に集中できない人もいます。
日本の大学に進学したいと考えている場合は、受験を考慮しつつ留学期間を検討しなければなりません。
費用が多くかかる
費用が多くかかることもデメリットの1つでしょう。
しかし最近では、留学できる国の選択肢も広がり、国によっては費用をかなり抑えて行くことが可能です。
たとえば南国フィジーの場合、アメリカやオーストラリアの約3分の1の費用で留学することができます!
留学費用が安い国や物価の安い国を選べば、お金の心配をすることなく留学先での生活に集中することができます。
金銭面で不安な人は、費用の安い国での留学を検討してみてください。
【参考記事】:【比較】高校留学の費用を国ごとに紹介!安い3カ国も厳選
言語・文化の壁にぶつかる
高校生で留学をする場合、必ずと言って良いほど「言語・文化の壁」にぶつかります。
言語の壁は、いわゆる言葉が分からない・通じないことによる壁です。
だからこそ、現地での日常会話はもちろんのこと、聞き慣れない専門用語や難しい単語が飛び交う高校での授業では苦労するでしょう。
それだけでなく、文化の壁もあります。
- 日本ではありえないような自由な学校スタイル
- 授業中の発言が多い、にぎやかなクラス
- 慣れない生活環境・人柄
このように日本の生活スタイルとは全く異なるので、現地の文化を少しずつ受け入れ、自分の殻を破って行動していく必要があります。
言葉の壁・文化の壁を乗り越えた経験は、紛れもなく「自分の強み」になります。
留学を通して言語・文化の壁にぶつかったことをチャンスと捉え、自分の成長へとつなげていくことが大切です。
高校留学はタイミングが重要
高2からの留学を検討している高校生は、留学のタイミングや期間に迷っている人も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、高2からの留学は決して遅いことはありません!
とは言うものの、自分の将来の影響する高校留学だからこそ、留学する「タイミング」は重要です。
正規留学の場合、期間や出発月をある程度自分で決められることが多いですが、交換留学ではすべて指定されています。
特に高2から留学する場合は日本の大学受験を控える形になるので、帰国後のこともある程度考慮する必要があります。
まずはしっかりと自分の将来を見つめ、留学のタイミング・期間を決めていきましょう。
高2から留学をするなら「目的」を持とう
留学をするにあたって、留学の「目的」を明確に持つことも大切です。
目的を定めていないとを、せっかくの留学期間をムダに過ごしてしまう可能性があります。
- 留学期間を家に引きこもる
- 日本人留学生と固まって過ごす
- 言語・文化の壁にぶつかったときに、なかなか乗り越えられない
- 現地の人と話すのを恐れて、語学力を伸ばせるシーンを逃してしまう
このように成長のチャンスを逃してしまっては、非常にもったいないです。
まずは「留学先で何をしたいのか」「何を学び、どんな力を身につけたいのか」など、時間をとって考えてみてください。
ではここからは、具体的に留学の目的の例を紹介していきます。
例①海外の大学に進学したい
海外の大学への進学を目的として、高校留学するのも良いでしょう。
まず前提として、海外の大学へ進学は決して楽な道ではありません。
高い語学力を習得するために高校留学に行くことは、語学力を伸ばす上で最も効率の良い手段です。
このように、海外の大学への進学を目標に、まずは高校留学に挑戦してみるもの良いでしょう。
例②高い英語力を身に付ける
高い英語力を身に付けることを目的に、高校留学に挑戦するのも良いでしょう。
一般的に高校生は、大学生よりも英語を習得しやすいと言われています。
さらに留学先では、英語力を伸ばすチャンスが溢れています。
- 高校での授業やクラブ活動
- ホストファミリーや友達との会話
- お出かけ先での日常会話
高い英語力の習得を留学の目的とすれば、留学中すべてのシーンをチャンスと捉え、積極的にチャレンジしていけるようになります。
例③将来やりたいことを見つける
高校生の中には、「将来やりたいことがない」と悩む人も多いでしょう。
そのような人は、将来のやりたいことを見つけることを目的として留学へ行くのもおすすめです。
しかし留学中、受け身の状態ではチャンスを掴めません。自ら挑戦し努力する姿勢を持つことで、自ずと自分のやりたいことが浮かび上がっていきます。
将来やりたいことを見つけるためには、留学中あらゆる挑戦していく必要があります。
「将来やりたいことを見つける」ことを目的にする場合は、ぜひ何事も積極的に・前向きに行動していくようにしてください。
積極的な行動の先に、何か今後の人生のヒントが見えてくるはずです。
まとめ:高校留学ならフィジー留学へ!
さまざまな選択肢のある留学先ですが、中でも「フィジー」は英語初心者にもやさしく、さらに留学費用が格安な国として有名です。
- 留学費が圧倒的に安い
- 自分のレベルに合った授業を受けて、確実に英語力を伸ばせる
- 国民がフレンドリーだから、初心者でも挑戦しやすい
- フィジー文化を体験できる課外活動が盛りだくさん
- 島国ならではの遊びや景色を楽しめる
このようにフィジー留学はただ費用が安いだけでなく、英語力を確実に伸ばし、留学生活を楽しめる環境が整っています。
ぜひこれを機に、フィジーでの高校留学を検討してみてください。
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