2019/05/13
ラグビーも勉強も、全力で。
Profile 氏名:Kensaku/ 学年:高校3年生
Kensakuさんにインタビューを行いました
Kensakuさんは日本でも中1からラグビーチームに所属し、国内でラグビーによる高校進学も考えていたと聞きました。フィジーに高校留学に来た目的は、ラグビー留学だったのでしょうか。
もしもラグビーを優先していたらそのまま日本に残る選択をしていたと思います。
父(外資系企業勤務)から、英語で苦労した話や、社会に出てから英語を学ぶのでは遅すぎるという話を聞いていたので、ラグビーよりも英語学習を優先するためにフィジー高校留学を選択しました。
家族でフィジー旅行に来た時の印象が良かったこともあり、フィジーは人生の下積み期間に、大きな影響を与えてくれそうな場所だという期待もありました。
父(外資系企業勤務)から、英語で苦労した話や、社会に出てから英語を学ぶのでは遅すぎるという話を聞いていたので、ラグビーよりも英語学習を優先するためにフィジー高校留学を選択しました。
家族でフィジー旅行に来た時の印象が良かったこともあり、フィジーは人生の下積み期間に、大きな影響を与えてくれそうな場所だという期待もありました。
日本でとフィジーでのラグビーの練習について違う点を教えてください。
フィジーのラグビーは強い!という先入観を持っていましたが、日本のラグビーチームではガチガチに練習してきたので、練習自体はそれに比べ拍子抜けするほど楽で、びっくりしました。
ラグビーだけでなくスポーツ競技全体に言われていることですが、世界的に見ても日本の練習はきつくて厳しい。一回の練習につき3~4時間ぶっ通しで、体力の限界までやる。
それに比べ、フィジーではミスしても何しても2時間で練習は終了。毎回、これでいいの?と思いつつ、それで実際にチームが強いので、逆にそういった集中トレーニングやオンオフの切り替えを学ぶいい機会だと思っています。
もちろん、フィジカル面ではローカルの方が大きくてパワーもあるし、飛ばされたときは辛いし、フィジー語で訳わからんことを言われて嫌な思いをすることもあったけれど、それにはもう慣れました。
フィジーに来る前に「ラグビーは勉強の二の次で、ついでにできたらいいな」と思っていた程度だったのが、意外とハマりましたね!
ラグビーだけでなくスポーツ競技全体に言われていることですが、世界的に見ても日本の練習はきつくて厳しい。一回の練習につき3~4時間ぶっ通しで、体力の限界までやる。
それに比べ、フィジーではミスしても何しても2時間で練習は終了。毎回、これでいいの?と思いつつ、それで実際にチームが強いので、逆にそういった集中トレーニングやオンオフの切り替えを学ぶいい機会だと思っています。
もちろん、フィジカル面ではローカルの方が大きくてパワーもあるし、飛ばされたときは辛いし、フィジー語で訳わからんことを言われて嫌な思いをすることもあったけれど、それにはもう慣れました。
フィジーに来る前に「ラグビーは勉強の二の次で、ついでにできたらいいな」と思っていた程度だったのが、意外とハマりましたね!
最近は、フィジーにラグビー留学したい!という志望学生が増えています。
フィジーへのラグビー留学は大正解です!しかし、慣れるには相当な覚悟が必要です。
まず、日本で育った普通の日本人学生だったら耐えられない環境に身を置いているので、ここはフィジーだということを覚悟していても、その覚悟の上を越えてくるのがフィジー人。例えば衛生面。
試合終了後、洗ったかどうかわからない手をバケツに突っ込んでジュースを作り、それをチームメイトと飲みまわしたり、食べ物をシェアしたり。
近くにトイレがないときに、グラウンドのど真ん中で立ちションされた時も驚きました。
まず、日本で育った普通の日本人学生だったら耐えられない環境に身を置いているので、ここはフィジーだということを覚悟していても、その覚悟の上を越えてくるのがフィジー人。例えば衛生面。
試合終了後、洗ったかどうかわからない手をバケツに突っ込んでジュースを作り、それをチームメイトと飲みまわしたり、食べ物をシェアしたり。
近くにトイレがないときに、グラウンドのど真ん中で立ちションされた時も驚きました。
Kensakuさんはレギュラーメンバーとして、ローカルの選手仲間と遠征試合に行き、何泊も一緒に過ごしていますね。
遠征の際、ローカルの仲間はいつも集合時間を守れないので、前日から学校に宿泊します。全員教室で一緒に雑魚寝するのですが、ローカルのみんなはトイレにいくときも教室で寝る時もずっと裸足で汚い足のまま。
レジャーシートやマットレスを持参する学生もいます。自分はマットレスが暑くて仕方なかったので、むしろ床の上にそのまま寝た方がひんやりして気持ちよかったです。
こういう状況にも慣れました。 大抵日本人は、綺麗な環境が整っていないと無理ですよね。潔癖症な人には耐えられない環境だと思います。
遠征中にふと、人生でこんな状況に身を置くことはもうないな、と思ったとき、この先この経験を振り返ればきっと何事も乗り越えられるだろうという自信になっているのを感じます。
レジャーシートやマットレスを持参する学生もいます。自分はマットレスが暑くて仕方なかったので、むしろ床の上にそのまま寝た方がひんやりして気持ちよかったです。
こういう状況にも慣れました。 大抵日本人は、綺麗な環境が整っていないと無理ですよね。潔癖症な人には耐えられない環境だと思います。
遠征中にふと、人生でこんな状況に身を置くことはもうないな、と思ったとき、この先この経験を振り返ればきっと何事も乗り越えられるだろうという自信になっているのを感じます。
ラグビーを通じてかなりディープなフィジー体験をされているKensakuさんですが、ラグビーをしていてよかったことはどんなことですか?
『ラグビー』というキーワード一つでローカルと本当に仲良くなれて、フィジー留学のいいスタートダッシュが切れたと思います。
そして、留学初年度だったYear 10にラグビーのMVPに選出され、一気に有名人になりました。知らないローカルの学生からだけではなく、タウンで卒業生のフィジアンから声を掛けられることもありました。
ローカルは大人になっても母校を大事に誇りにしており、毎年母校のラグビーの活躍に注目している人はたくさんいますね。 今は、自分だけではなく、他の学年のチームで頑張っている日本人も増えてきました。
また、ラグビーをやらなくても、週末一緒にテレビでラグビーを観るだけも、フィジー人と一緒に盛り上がって一気に距離が縮まるので、興味があるひとはラグビーをうまく活用することをお勧めします。
そして、留学初年度だったYear 10にラグビーのMVPに選出され、一気に有名人になりました。知らないローカルの学生からだけではなく、タウンで卒業生のフィジアンから声を掛けられることもありました。
ローカルは大人になっても母校を大事に誇りにしており、毎年母校のラグビーの活躍に注目している人はたくさんいますね。 今は、自分だけではなく、他の学年のチームで頑張っている日本人も増えてきました。
また、ラグビーをやらなくても、週末一緒にテレビでラグビーを観るだけも、フィジー人と一緒に盛り上がって一気に距離が縮まるので、興味があるひとはラグビーをうまく活用することをお勧めします。
Kensakuさんはラグビーだけでなく、Year 10でクラス成績上位3名までに与えられる成績優秀賞も受賞し、一年でTOEICも300点以上アップしましたね。今年からはプリフェクトとしても活躍されています。
授業ではひたすら板書をノートに写すところが勝負です。
ノートと配布物以外からテスト問題が出題されることはまずないので、自分が落としてしまった情報は必ずローカルの友達に聞くようにしています。
TOEICは基礎を固めるところまでは順調に点数が上がったのですが、そこから難しくなって、ここからが勝負です。
1学期も、試験前にラグビーの練習とTOEICとが重なった時期があり、毎日が時間との闘いでした。でも、充実していますね。
ノートと配布物以外からテスト問題が出題されることはまずないので、自分が落としてしまった情報は必ずローカルの友達に聞くようにしています。
TOEICは基礎を固めるところまでは順調に点数が上がったのですが、そこから難しくなって、ここからが勝負です。
1学期も、試験前にラグビーの練習とTOEICとが重なった時期があり、毎日が時間との闘いでした。でも、充実していますね。
多岐にわたり大活躍しているKensakuさんですが、卒業後にはどんな目標を掲げていますか?
志望校や具体的な目標についてはまだ、明確には決まっていません。
ただ、人として、自分に確固たる自信がある人に成長したいという思いを持ってフィジーに来たのですが、すでにフィジーに来てから自分の乗り越えてきた経験を通して、それが自信につながり、自分が新たな行動を切り拓く糧になってきていることを実感しています。
これからも、バプロでの課題にひとつひとつ取り組みながら、人間的にも大きく成長して次のステップに進みたいと思います。
ただ、人として、自分に確固たる自信がある人に成長したいという思いを持ってフィジーに来たのですが、すでにフィジーに来てから自分の乗り越えてきた経験を通して、それが自信につながり、自分が新たな行動を切り拓く糧になってきていることを実感しています。
これからも、バプロでの課題にひとつひとつ取り組みながら、人間的にも大きく成長して次のステップに進みたいと思います。
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