留学は母が勧めてくれました。好奇心旺盛だったので、自分にとってまったくの未知だったフィジーでの留学に興味を持ちました。
他の国の留学についても調べてようとしていましたが、資料に目を通す前にもうフィジーと決めてしまいました。
行く前のフィジーのイメージは「The 途上国」で、物価が安くて、治安もあまり良くなくて、少し裏道にいけば貧しい人たちが住んでいるような場所をイメージしていました。実際来てみると、治安も想像していたよりよかったです。物価は思ったよりは高かったですが…

とにかく英語でのコミュニケーションができる力をつけたい！と思っていました。
文法や語彙は自分で勉強出来ると思っていたので、文法的な正しいさよりも「伝わる英語」を習得したいと思っていました。

日本の高校では、絶対に味わうことができないような体験や、ユニークな人に出会い、自分の価値観が変わったと思います。
フィジーの人からもたくさん影響を受けるし、一緒に勉強している日本人留学生も一癖も二癖もあると思います（笑）自分は「普通の人だな」と思うことがあって、こうして個性のある人たちと会って会話することがとても楽しいです！
若干の憧れみたいな感情があるのかもしれません。 ホームシックになったことはありません。ただ、最初のうちは食文化を受け入れることに苦労しました。
インド系フィジー人の家庭でホームステイをしているのですが、ホストファミリーのつくるものはかなり辛いです。
3年目になった今もまだ辛いと感じる日もあります（笑）けれど、雨が降って濡れて帰って来た日には、風邪を引かないか心配してくれるとてもやさしい家族です。

フィジーの学校は、先生が授業内容を黒板に書くスタイルなのですが、黒板に書かれている内容をとにかくちゃんと写すことが大切です。
黒板を写すのは地味な作業で退屈だなと思うこともありますが、学年末試験で良い点をとることを最終的な目標にしているので、そのために日々の試験でもいい点数が取れるようにと頑張るようにしています。
長期的な目標と、そのための小さな短期的な目標を持つことで、うまく勉強するモチベーションを保てるよう工夫しています。
また、授業中や休み時間をうまく活用して、効率よく勉強できるように心掛けています。テスト勉強以外はなるべく、家で学校の勉強をしたくないので…。
今は大学受験を目指しているので、家では大学受験のための勉強や興味のある資格の勉強などをするようにしています。
フィジーにいると、自由な時間が多いので自分がやりたい勉強をする時間がたくさん確保できます。
この前の試験でいい点数をとってしまったせいか、先生からは、いつも試験頑張って！と言われるので、その期待がプレッシャーと感じてしまうこともあります。
ただ、期待されているということは、認めてもらっていることだとも思うので、嬉しく感じます。
あまりプレッシャーはかけないで、とも思いますが…（笑）

留学したての頃はとにかくしゃべることを意識していました。
できるだけ正しい文法で話せるよう心掛けていましたが、とにかく耳と口が英語に慣れるようにしました。
人前で英語を話すことへの抵抗感をなくし、英語をより身近なものにすることができました。 留学2年目からは、話す内容を少し考えるようになりました。
自己紹介や日常会話だけではなく、英語で討論をしたり、社会問題に対する自分の意見を言えるように練習しました。頭の中で日本語の文を考えそれを英語に変換して話すのではなく、英語で話しながら英語で考えるように意識しました。勉強する語彙も日常的なものからだんだんとアカデミックなものに変えていきました。
その結果、フォーマルな会話もできるようになり、文を書く時などもすらすらと英語が出てくるようになりました。

大学進学を目指していて、第一志望の大学に合格することを一番の目標にしています！
大学では、様々な人にあったり、自分が興味をもっている学問を勉強することが出来ると思って、日々のモチベーションにしています。
将来は、英語やそのほかの言語など様々な知識をもった人になりたいと思います。
自分がフィジーで経験したことや、学んだことに説得力を持たせられるように、また新たな学びにつなげられるように、これからも興味を持ったことは徹底的に追い求めていけるようになりたいです。
あとは、とにかく楽しい学校生活を送ること。
机の上での勉強も大切にしたいですが、友人やホストファミリーと過ごす時間も大切にし、あとで留学生活を振り返ったときに、楽しい日々だったと思えるようにしたいと思います！