2021/06/06
中学留学は短期がおすすめ?中学留学の種類と費用
最近では、若いうちから海外経験をすることが奨励され、中学留学に挑戦する学生も増えてきています。
中学留学の種類は、学期休みに短期間で留学するタイプや、現地の高校に編入するタイプなど費用や期間に応じて様々です。
高校留学と比べて中学留学は、高い英語力を求められることがあまりないため、入学条件が難しくない場合がほとんどです。
英語はなるべく若いうちに学んでおいた方がいいと言われるように、中学生から海外で学んでみてはどうでしょうか。
目次
思春期の子どもが留学すること
中学生は思春期の時期で、人格が形成される非常に大事な期間でもあります。
自分のアイデンティティを見つけたり、長所や短所に気付いたり、どのような職業につきたいのか真剣に考えたりする時期です。
そのような時期に、海外に留学して自分の視野を広げることは非常に有意義です。将来の選択肢を幅広く考えることは青少年にとって大事なことです。
また、思春期に出会う友達は非常に大きな影響を与えることがあります。
学習の中で現地の友達に英語で教えたり、教えられたりする経験は言語能力を向上させるだけでなく、一緒に過ごすことで価値観の違いなど日本では気づくことができないことに気づくことができます。
中学留学の種類
1. 現地の公立中学校に進学する
✔︎地元の中学生と仲良くなる
✔︎長い期間の留学に挑戦したい
✔︎現地のカリキュラムで学習したい
現地の公立学校に通うことで、現地の学生との交流が増え、生きた英語を学ぶことができます。
カナダやニュージーランドでは、国民の約9割、オーストラリアでは約7割が高校まで公立校に通います。
留学先として有名な国の多くは公立の中学校に通うのが一般的で、中学留学をする学生のほとんどが現地の公立の中学校に通っています。
また、現地の公立学校に入学する場合は、ホームステイに滞在するのが一般的です。
ホームステイで現地の生活を学んだり、現地の生きた言語に触れたりすることで、有意義な留学生活を送ることができます。
言語だけでなく、日本では感じられないような価値観の違いや環境の違いを知ることができるのも留学の魅力です。
2. ボーディングスクールに入学する
✔︎中学生活は集中的に勉強したい
✔︎同年代で現地の友達をたくさん作りたい
✔全寮制といった独自の留学スタイルを体験したい
ボーディングスクールとは全寮制学校のことで、中学校や高校の間も学校に併設している寮に住み込み、学生や教師と一緒に寝食を共にします。
少人数で文武両道などの特徴がある学校が多く、スポーツや芸術などに挑戦してみたい学生にオススメです。
寮生活は中学生が安全に生活できるようなセキュリティが整っており、親御さんの心配が軽減されます。
寮から現地の学生と学校に通うことになるので、日本の学校で遅刻しがちだった子が寮生活で遅刻しなくなる場合も多いです。
3. 学期休みに短期留学する
✔︎中学校は日本の学校で卒業したい
✔︎長期留学の前に海外で勉強してみたい
✔海外と日本の違いを知る機会にしたい
夏休みや冬休みに留学をする短期留学。
サマーキャンプや現地校体験などが代表的です。
高校3年間など長い期間留学をする前に、準備として短期間で挑戦したいと思う人にオススメです。
海外で親元を離れて暮らすことは、中学生にとっては非常に大きい経験です。
短期間でも価値観が変わったり、現地の学生に刺激を受けたりすることができます。
中学留学にオススメの国
フィジー
フィジーは幸福度が最も高い国として選出されたことがあるように、フレンドリーな国民性が特徴的です。
治安も良く、南太平洋の島国でのびのびとした留学生活を送ることができます。
発展途上国だからこそ経験できることも多く、日本とは異なる海外の文化や価値観も学んでみたいと考えている学生にオススメです。
オーストラリア
オーストラリアは日本と同じくらい治安がいい国として知られています。
過ごしやすい気候で、語学留学の候補先としても人気が高い国です。
また、オーストラリアはスポーツが盛んで、中学校から地元のクラブに参加して、地域の人との交流を楽しむ学生も多いです。
ラグビーやソフトボールが有名で、スポーツを通して地元の人と交流することで、語学の上達を図ることができます。
カナダ
英語や成績に関係なく、留学生を受け入れている国で、ハードルがそこまで高くありません。
非ネイティブのための授業も準備されており、英語学習のサポートも充実しています。
多民族国家で移民を受け入れている国であるため、留学生にもフレンドリーな国家です。
中学留学の費用
留学費用には、学費や滞在費、生活費、渡航費、交通費、保険代などが含まれます。
滞在先がホームステイか寮でも費用は大きく異なります。
具体的にかかる費用については下の表を参考にしてください。
中学留学の費用の目安
2週間 | 1ヶ月 | |
フィジー | 10万円ほど | 200万円ほど |
オーストラリア | 40~60万円 | 300~600万円 |
カナダ | 35~60万円 | 400~700万円 |
アメリカ | 40~70万円 | 400~700万円 |
ニュージーランド | 30~40万円 | 300~400万円 |
※学費/滞在費/生活費/渡航費などを含んだ費用です
中学留学でよくある質問
中学校の学年は海外だとどのようになりますか
高校に入学する学年は日本と比べて異なることが多いですが、基本的には各学年に対応した学年で履修します。
例えばオーストラリアは中学校がありません。
州ごとに違いはあるものの小学校はYear1(7歳)からYear7(13歳)まで7年間、高校はYear8(14歳)~Year12(18歳)という区切りになっています。
中学留学をするにはどのくらい英語力が必要です
中学留学は高校留学と比べて、あまり高い英語力は求められません。
しかし、留学時点で語学力があるとないのでは、授業の理解度の差が出てくるので留学前に語学力を伸ばしておくのに越したことはありません。
また、中学留学を受け入れている学校の中には、非ネイティブ向けに英語の授業を用意している学校もあります。
申し込みの時期はいつになりますか
国や地域によって申し込み時期は異なります。
学期ごとに入学できる学校が多く、年に数回申し込みの時期がある場合もあります。
また、留学するまでの準備は入学する時期の1年前からのスタートが理想的です。
海外の中学校には部活はありますか
国や地域によって異なります。
学校のクラブだけでなく、地域のチームで活動する学生もいます。
日本の中学校と海外の中学校の違いは何ですか
留学先によって中学校の雰囲気は異なると思いますが、積極的な学生が多いことに驚く学生が少なくありません。
成績の評価方法や授業の科目など日本と異なる点はたくさんあります。
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