2022/11/24
【中高生向け】将来の夢・英語を使う仕事は何がある?
このように将来について悩む、中高生やその保護者の方は多いのではないでしょうか?
英語関係の仕事といっても、求められる英語力によってさまざまな内容があります。
- 観光客エリアでの接客業
- 旅行代理店
- 外資系企業
- 翻訳家
このように、「接客英語〜ビジネス英語」まで、幅広い英語関係の仕事があります。
自分のやりたいことが今はっきりわからなくても、必要な英語力や職種を知ることで、将来の夢を見つける手助けになるでしょう。
また、将来の夢を叶えるために、中高生のうちから実践的な英語力を身につけておくことも大切です。
TOEICの点数を参考にした英語関係の仕事の種類と、中高生の「正規留学」について、詳しくみていきましょう。
目次
将来の夢の参考に!英語を使う仕事
英語関係の仕事は、必要とされる英語レベルによって幅広くあります。
その英語レベルを企業が客観的に判断するときに使うのが 「TOEIC」という英語試験です。
たとえば、「TOEIC 600点」が履歴書に書ける最低スコアと言われており、それ以下の点数の場合はTOEICで英語力をアピールするのは難しいでしょう。
- 「最低600点」を目指して勉強
- コミュニケーションをとる練習を別に行う
TOEICは、主にビジネス英語力をチェックするための試験で、カジュアルな日常英語の問題はほとんど出題されません。
また、ただTOEICの点数をとるだけでなく、実際に英語が話せるようにスピーキングの練習も行いましょう。なぜなら、TOEICの点数は高くても英語が話せない人が意外と多くいるからです。
しかし、 「TOEICの点数が高い=努力できるスキルがある」と、企業からの印象がよくなることは間違いありません。
TOEICの点数ごとに、英語力のレベルと仕事の選択肢について詳しくみていきましょう。
※参考:【高校生向け】英語を話せるようになるには!?ネイティブレベルへの第一歩
TOEIC500点未満
TOEIC500点未満の場合、就職で有利になる英語力としては少し低い点数です。
実際、TOEICの平均点は「590点」と言われています。
英語を活かした仕事に就くのは難しいかもしれませんが、英語力を伸ばす環境で働ける可能性があります。
- 海外からの観光客が多いエリアの店頭スタッフ
- グローバルなイベントでのボランティア
このように、毎日少しでも英語に触れる環境で働くことで、将来の夢を叶えるためのステップアップにも繋がります。
TOEIC500点以上
TOEIC500点以上は、英語力「初〜中級レベル」といえるでしょう。
完全な英語環境ではないが、状況によっては決まった英語フレーズを使う仕事があります。
- ホテルの受付
- 旅行代理店
- バスガイド
たとえば、ホテルの受付の場合、外国人観光客の多い都内のホテルを選ぶことで英語を使う可能性が高くなるでしょう。
接客業が多いので、TOEICの勉強をしながら仕事で実践的な英語力を伸ばすのにもおすすめです。
TOEIC600点以上
TOEIC600点以上が取れると、英語力「中級」です。
履歴書で英語力がアピールできるようになるラインです。
- 通関士
- 貿易系の事務職
上記は、貿易会社などで、海外と日本間での荷物の取引を行う仕事です。
英語の契約書を理解できるリーディング力、相手とのコミュニケーションがスムーズに行えるリスニング・スピーキング力が必要になります。
ときにはトラブル対処を行うこともあるので、貿易系の専門的な英単語まで詳しく知っておく必要があるでしょう。
TOEIC700点以上
TOEIC700点以上になると、英語力「中〜上級レベル」になります。
下記のように、グローバルに活躍できる環境で働ける可能性があります。
- 海外製品バイヤー
- 海外営業職
上記は、主に日本の商品を海外の企業に営業、輸出業務を行います。
国内外の市場をチェックして、日本だけでなく世界のトレンドを日々リサーチしておくことが欠かせない仕事です。
たとえば、国内のサービスを海外に向けて営業する場合、英語力はもちろん相手の国の文化理解も重要になるでしょう。
また、 相手に商品を気に入ってもらえるプレゼンテーションができる、高い英語力が求められます。
TOEIC800点以上
TOEIC800点以上は、英語力「上級レベル」です。
英単語力が高くビジネス英語がスムーズに行えるレベルなので、専門職を英語で行うような仕事があります。
- 商社総合職
- 外資系企業の事務職
海外の部署の人とのやりとりや企画のプレゼンを英語で行うので、 相手に確実に伝わる英語力が必須になるでしょう。
また、TOEIC800点以上の仕事は、英語力だけでなく高いビジネススキルが求められるのも特徴です。
よって英語力と専門性どちらの能力も身につけていないと、仕事の難易度は高くなるでしょう。
TOEIC900点以上
TOEIC900点以上は、文法のミスがほぼなく英単語力がかなり高いレベルです。
英語を日常的に使う仕事や、 完璧な文法が求められる仕事などがあります。
- 外資系コンサルタント
- 翻訳家
- 公認会計士(国際部門)
コンサルタントや会計士は、英語だけでなく大学などで専門知識を学ぶ必要があり、海外大学を卒業している人も少なくありません。
翻訳家は、学歴はそこまで重要視されないですが、高い日本語力・英語力がどちらも必須になります。
また、TOEIC900点以上になると、海外出張や赴任などがある部門にも挑戦できるでしょう。
よって、「海外で英語を使って働きたい」という将来の夢がある人は、TOEIC800~900点以上目指して常に自分の英語力をキープし、向上させる意思が必要です。
中高校生の特権!「正規留学」という選択肢
将来、英語関係の仕事に就きたい中高生におすすめなのが、 「正規留学」です。
正規留学では、海外の学校に現地の学生と同じように入学して卒業を目指します。
下記が、正規留学と語学留学の違いです。
- 正規留学:現地の高校や大学などの教育機関で授業を受ける
- 語学留学:海外からの留学生と一緒に言語を学ぶ
正規留学は、語学学校と違って現地での 「卒業資格」が取得できるので、日本帰国後の大学進学や英語関係の就活でも有利になるでしょう。
中高生の「正規留学」の必要性とメリットを、詳しく解説していきます。
なぜ留学が必要なのか
留学をすることで、日本では学べない「実践的な英語力」を身につけることができます。
最近は、グローバル化の影響で英語の需要が高まっていますが、日本では英語を使って仕事をできる人材がまだ足りていません。
英語ができる日本人が少ない理由は、下記の通りです。
- 島国で英語を使う機会が極端に少ない
- 実践的な英語を学ぶ授業がない
- 試験英語に集中して話す力が伸びない
たとえば、社会人になってからTOEICの勉強を始めると、実践的な英語力がないまま点数をとることが目的になってしまう人が多いです。
だからこそ、最近は中高生のうちからネイティブの英語に触れられる「海外留学」の需要がとても高くなっています。
授業の教科書英語と違ってネイティブが実際に使う英語がわかるので、実践的な英語力を伸ばすことができるでしょう。
企業が求める人材は、単に英語ができるということではなく、「国際的に人との交流ができる人」といえるでしょう。
正規留学とは?そのメリット
正規留学では、現地の学生と同じように、海外の高校に入学して卒業資格を取得します。
中高生の正規留学のメリットは、下記の通りです。
- 高校の授業を全て英語で学べる
- 英語でのコミュニケーション力が伸びる
- 世界を視野に入れた将来の夢ができる
海外の高校に入学して卒業すると、日本の高校では得られない「英語力」と「グローバルな視野」が身につきます。
たとえば、部活動やボランティアで新しい経験を積んで、今まで視野になかった将来の夢を見つける中高生も少なくありません。
また、 卒業後は帰国子女として日本の大学を受験することも可能です。
よって、中高生の正規留学では、英語力だけでなく将来の夢の選択肢も大きく広がるでしょう。
※参考:帰国子女枠で大学受験を考えている方は必見!その方法をご紹介
フィジー留学は英語初心者でも間に合う!
「フィジー」という南国の島国では、英語初心者でも正規留学ができる制度が整っています。
中高生の正規留学と聞くと、英語力や費用面でハードルが高いと思う方も多いですが、国や学校によってその制度はさまざまです。
- 英検4〜3級レベルで受検できる
- 高校1年生からでも編入可能
- 費用が他の国の3分の1ほど
金銭面的な理由で留学をあきらめてしまう人も多いですが、フィジーなら学費・物価ともに安いため、費用を抑えて正規留学ができます。
実際、当社のフィジー留学を通じて現地の高校を卒業した学生は、帰国子女枠で希望の大学進学を成功させました。
また、 フィジーは世界で幸福度No.1の国としても有名で、 現地の人がとてもフレンドリーでなところも魅力です。そのため、学校だけでなく放課後も英語を話す機会が多いです。
美しい海や自然に囲まれているリゾート地なので、アクティブで健康的な留学生活を送ることができるでしょう。
将来の夢で英語関係の仕事を考えている中高生は、フィジー留学も選択肢の1つとして参考にしてみてください。
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