2023/08/31
朝になると学校に行きたくない…高校生が学校に行きたくない時の解決策。
- 「朝になると学校に行くのが憂鬱になる」
- 「特に決まった理由があるわけじゃないのに学校に行けない」
このように、朝、登校したくないという気持ちに悩まされていませんか?
「学校に行けない自分はダメだ」「親はきっとガッカリしているだろう」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、学校に行きたくないという気持ちは、本人が何かしらに対するストレスを抱えている証拠です。
まずは自分の気持ち、心を受け止めてあげることから始めましょう。
目次
高校生の本人も気づかない、朝学校に行けない本当の理由は?
高校生が朝学校に行きたくないと思う理由は、実はハッキリしていない場合が多いです。
- 「なぜかわからないけど泣きそうになる」
- 「行こうと思って準備するけど気持ちが重い」
このように朝になったとたん、無気力、不安な気持ちが押し寄せてくることが少なくありません。
高校生の本人も気づきにくい、朝学校に行けない本当の理由について、詳しくみていきましょう。
【参考】:令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査
知らないうちに日々の疲れが溜まっている
自分では大したことないと思っている悩みが、ストレスになっていることがあります。
- テストで良い成績が取れない
- 学校の雰囲気が好きじゃない
- 部活が楽しくない
このように、日々の学校で避けられないようなストレスが積み重なり、精神に負担を与えているかもしれません。
また、高校生は、自分と周りを比較しやすいです。
何か大きなトラブルがなくても、小さな失敗や人からの言葉などを重く受け止めてしまい、やる気がなくなってしまうこともあります。
友人、家族関係で悩んでいる
高校生は、精神が成熟しきっていない不安定な状態で、人間関係で悩むことが多くなります。
- クラスに馴染めない
- 友人同士の揉めごとがある
- 家族に相談できる環境がない
友人、他人と過ごす時間が多い高校生は、自然と上記のような悩みを抱えやすくなります。
筆者も、今は社会人となりましたが、人間関係で1番悩んでいたのは高校生の時期でした。
周りの人が関わってくる悩みは、自分ひとりだけで解決できないので、どうすればいいのだろうと考え込みやすいです。
体調不良の可能性がある
朝学校に行きたくない日が続いているようなら、精神的、身体的に病気になっていないか確認するのも1つの手です。
とくに、「起立性調節障害」と呼ばれる小中高校生で発症しやすい病気があります。
朝に起きることができない、全身倦怠感、頭痛、立っていると気分が悪くなる、立ちくらみなどの症状が起こります。
特徴は、症状は午前中に強く、午後になると緩和されてくることです。
10代で発症しやすい理由として、ホルモンバランスの変化が大きいことから、自律神経のバランスが乱れやすくなることがあります。
また、「うつ病」は似たような症状ですが、1日の中で症状の変動はあまりありません。
「起立性調節障害」「うつ病」やその他の病気である可能性もふまえて、医療機関の受診も検討してみましょう。
【参考】:起立性調節障害 OD(自律神経失調症)
朝になると学校に行きたくない時の対処法【高校生向け】
学校に行きたくない時の高校生の具体的な対処法は、主に下記の通りです。
- 原因を解決して登校する
- 高卒認定試験を受ける
- 通信、海外の高校に転校
本人がどれほど朝学校に行きたくないかによって、今からできる対処法は変わってきます。
たとえば、学校に行かないという選択をした場合、その先にあるのは「中退、転校」などです。
自分にとってベストな選択をするためには、「なぜ自分が学校に行きたくないのか?」を改めて知ることです。
原因がわからないまま中退や転校をしても、必ずしも精神的不安がなくなるわけではありません。
朝、学校に行きたくない時の対処法を、それぞれ解説していきます。
【参考記事】:高校に行かない生き方4つを紹介。高校に行かないメリット・デメリットは?
原因を解決して登校する
朝学校に行きたくないと思うのはなぜか、原因を見つけて解決する方法があります。
学校もしくは家庭内に、自分の本音を伝えられるような人がいれば、今のつらい気持ちは楽になるでしょう。
また、プロのカウンセラーに相談する、学校の先生に保健室登校が可能か聞いてみるなども1つの手です。
しかし、自分ひとりで悩みを抱え込んでしまうと、さらに現状を変えることはむずかしくなってしまいます。
時間がかかってもいいので、勇気を出して周りの人に頼ってみましょう。
高卒認定試験を受ける
高校を中退して、高卒認定試験を受ける方法があります。
高卒認定試験とは、高校卒業と同程度の能力があることを証明する資格です。
- 今どうしても高校に行きたくない
- 高校に行くなら働いた方がいい
このように考える人は、高卒認定試験に合格すれば、高卒者と同じように進学や就職できるようになります。
筆者の妹は、実際に高校を中退、その後高卒認定資格に合格していて、今は社会人として働いています。
最終学歴はあくまで「中卒」になりますが、履歴書に「高等学校卒業程度認定試験 合格」と記載することができます。
高卒認定と高卒の扱いは企業によって対応が異なるのも、忘れないでおきましょう。
【参考記事】:高校中退…その後の末路は?高校中退は「ゴール」ではなくその後が重要?
通信高校、海外の高校に目を向けてみる
学校に行きたくない高校生は、通信制や海外の高校に転校するのも1つの対処法です。
<通信制の高校の特徴>
- 高校卒業資格が取れる
- 通学がほとんど必要ない
- スケジュールの自由度が高い
<海外の高校の特徴>
- 海外高校卒業資格が取れる
- 日本とちがった高校生活になる
- 語学力がアップする
「学ぶ意欲はあるけれど、友人関係が嫌で学校に行きたくない」など悩む高校生にとって、通信制の高校は、ストレスなく自分のやりたいことができる環境が作りやすいです。
また、海外の高校は、自立心を育てる教育方針が日本よりも根付いています。
日本の校風が合わない高校生は、海外の高校の方が生き生きと過ごせるかもしれません。
高校生が朝になると学校に行きたくないときの解決策として、海外留学はあり
高校生が学校に行きたくないとき、「海外留学」という対処法が人生を良い方向に変える可能性があります。
特に、下記のような人は海外の高校進学に向いているでしょう。
- 全てゼロから作り直したい
- 日本に好きな雰囲気の学校がない
- 何か新しいことがしたい
海外留学は、高校生にとってメリットが大きく、昔に比べて留学をする日本人は増えてきました。
高校生の海外留学の特徴を、詳しくみていきましょう。
【引用】:データでみる日本の留学 | トビタテ!留学JAPAN
海外で「ゼロから」やり直せる
海外の高校に行くと、人生をゼロからやり直せるといっても過言ではありません。
語学習得、友達作り、その国の文化の理解など、海外留学で全て0から学びます。
いやでも自立しなければいけない環境になるので、留学を通じて自分に自信がつくでしょう。
海外で新しい視点を得ると、今まで悩んでいたことを違った角度から見れるようになります。
日本と制度・価値観が全く違う
日本と海外の高校では制度や価値観が異なり、日本の教育よりも生徒それぞれの個性を尊重する傾向があります。
たとえば、アメリカの高校の場合、授業は全て選択制でクラスメイトという概念がありません。
授業中に、ドリンクを飲んだりスナックを食べたりしても問題なしです。
しかし、宿題の数が多い、部活がハードなど、日本よりも大変なこともあるのでどちらの方が良いと感じるかは、その人によるでしょう。
今通っている学校の制度や先生の雰囲気が好きでない場合、海外の高校がどんなものか一度調べてみてください。
一生使える英語力が身に付く
高校生のうちに海外経験をつんでおくと、一生使える英語力が身につきます。
英語力がある人がまだ少ない日本では、進学や就職で英語力が評価されやすいです。
筆者は、高校生の頃から英語に興味がありましたが、留学という選択ができるほどの知識がありませんでした。
今高校生に戻れるなら、将来の進路、就職まで考えた上で、きっと海外留学という選択肢の1つにすると思います。
格安での高校留学ならフィジー留学のフリーバードへ
「学校に行きたくない」と朝が憂鬱になってしまう高校生は、まずは今自分が抱えている気持ちを受け止めてあげましょう。
自分を責めて落ち込むのではなく、ときには無理をせず学校を休むことも大切です。
どうしても学校がつらくて今の生活を変えたいと思っている人は、フィジー高校留学も視野に入れてみてください。
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