2023/05/01
高校中退してよかった…となる人・後悔する人の違い!中退後の海外留学は?
- 「高校を中退するか決めかねている」
- 「中退してからの人生で後悔したくない」
このように、高校中退を考えているけど、その後の人生を不安に思う高校生は多いです。
実は、高校中退して後悔しているという人は、全体の3割以下です。
実際に高校を中退した人へのアンケートによると、下記のような結果が出ています。
質問:「高校を辞めたことを後悔しているか?」
- はい:23.7%
- いいえ:46.9%
- どちらともいえない:28.7%
最終的に「高校中退してよかった」と思えるかどうかは自分次第です。
中退を考える高校生は、デメリットを知らずに高校を辞めると、その後の人生で後悔してしまう可能性もあります。
高校中退後の人生をよいものにするために、自分が本当に選ぶべき選択肢をみていきましょう。
※【参考記事】:若者の意識に関する調査報告書- 内閣府
目次
中退後に「高校を中退してよかった…」と全員がなるわけではない
高校中退を考える人の多くは、今の学校で悩みがあり現状から抜け出したいと考えているでしょう。
しかし、高校を辞めた後の進路決定では、むしろ苦労することの方が多いです。
もちろん、今学校にいることがつらくて耐えられないレベルだったら、自分の心を守るために先に中退を決めるのも1つの手です。
しかし、これから何がしたいか分からずに中退した学生と、転校など次のステップが決まって中退した学生では、将来の進路が大きくちがいます。
高校を中退してよかったと思える人・後悔してしまう人の特徴を詳しくみていきましょう。
高校を中退してよかった…となる実際のケース
高校を中退してよかったと思える人の特徴は、「次のステップをきちんと準備している」ことです。
たとえば、新しい転校先が決まっていて、今の高校よりも安心して生活を送るための中退なら、良い決断だと言えるでしょう。
高校を中退してよかったと思える人のケースを、紹介していきます。
新しい学校で自分の学びたいことに集中できる
高校の授業ペースが自分に合わずに中退を考えている場合、中退後に新しい学校で自分のペースで学習ができるというメリットがあります。
下記が、高校中退したあと学校に通っている人へのアンケートです。
質問:「在学中の人は、どのような学校に通っていますか?」
- 全日制・定時制:33.1%
- 通信の高校:49.7%
このように、「全日制・定時制・通信制」などの選択肢から、自分にあった高校を選ぶことができます。
つらい人間関係から解放される
人間関係がストレスで高校がつらかった人は、新しい環境で友人関係をリセットできてよかったという人が多いです。
別の学校で1から友人関係を作る、もしくは勉強に集中しやすい学校に転校できれば、高校中退して本当によかったと思えるでしょう。
高校中退を後悔する人の特徴・ケースは?
高校中退で後悔するケースのほとんどは、就職関係です。
実際、高校中退を後悔している人の意見で多いのが、「正社員として働けない」という悩みです。
下記が、実際に高校中退した人の進路に関するアンケートになります。
質問:「高校中退後、何をしていますか?」
- 働いている:56.2%
- 在学中 :30.8%
質問:「働いている人は、どのように働いていますか?」
- フリーター・パートタイムの仕事:77.2%
- 正社員:17.1%
このように、高校中退の場合、正社員として働くのがむずかしいのが現実です。
高校中退を後悔するタイプに、自分が当てはまっていないか確認していきましょう。
【参考記事】:高校に行かない生き方4つを紹介。高校に行かないメリット・デメリットは?
「中退すること」が目的になっている
計画性のない高校中退は、後悔する可能性が高いです。
たとえば、 「他の学校に行くお金はないけど、仕事もしたくない」という考えのまま中退すると、中退してからどう進路を決めればよいか分からなくなってしまうでしょう。
興味のない仕事に就職して不満になる
高校中退後、仕事の幅の狭さに後悔する人は少なくありません。
求人をみるとわかりますが、中卒を採用している会社は少ないです。
よって、正社員ではなく、アルバイトやパートタイムで低賃金で働くことになる中卒の人が多いです。
自分の学歴に自信が持てなくなる
高校を中退すると、履歴書の学歴が「中卒」になります。
学歴社会の日本では、「中卒」というだけで、人材としてのポテンシャルがあっても採用してもらいにくいのが現実です。
高校中退後は海外での高校留学も選択肢の1つ
高校中退したいけど、その後どうすればいいか分からない人には、海外での「高校留学」も選択肢の1つです。
理由は、下記の通りです。
- 高校卒業後、帰国子女枠で大学入学の可能性がある
- 環境を1から作り直して、新しい生活をスタートできる
- 日本の仕事で需要の高い「英語力」が10代で身に付く
また、高校留学と聞くと高い費用がかかるイメージがありますが、フィジーという南国の国では、1年約 「150万円」で海外の高校に進学することができます。
よって、高校中退して海外留学する選択肢としておすすめの国です。
※【参考記事】:卒業後の進路 | フィジー中学・高校留学
フィジーの高校留学は「日本の高校を中退してよかった」と思えるきっかけに?
大自然に囲まれ発展途上国である「フィジー」では、人生をどう生きていきたいか学ぶことができます。
日本では人と話すのが苦手だった生徒も、フィジー現地で明るい人々に囲まれたことで、自分らしさを大切に日々を過ごせるようになりました。
フィジー高校留学の良さを、詳しくみていきましょう。
【参考記事】:留学費が安い国「フィジー」で夢を実現!
日本の高校では経験できない異文化を体験できる
発展途上国のフィジーは、日本と正反対の生活スタイルといっても過言ではありません。
娯楽がなく周りを囲むのは美しい海で、フレンドリーなフィジー人が迎え入れてくれます。
街中で知らない人と挨拶するのは当たり前で、バスが時間通りにこないのもよくあることです。
世界で通用する実践的な英語力が身につく
日本の英語教育では学べない「実践的な英語」を、高校留学で身につけることができます。
日本人が不得意とする「スピーキング力」を伸ばすのに、フィジーは最適な国です。
よって、フィジーで過ごすだけで、自然と英語を話す機会が多くなり、スピーキング力が伸びていきます。
自分に合った高校が日本にあるとは限らない
日本で過ごしていると知らないうちに視野が狭くなりがちですが、高校の選択肢は日本だけではありません。
日本の授業スタイルが合わないだけで、海外の高校では自分らしく楽しく過ごせるという人もいます。
「助け合い」の文化があるフィジーでは、学校の友人同士でお互いを高め合いながら授業を受けることができるでしょう。
【参考記事】:高校はどこでもいい・行きたいところがないならフィジー留学をオススメできる理由
「高校を中退してよかった…」と思うためには、自分の軸が最も大事
高校を中退して後悔しないためには、中退後の選択肢を考えながらも、最終的には自分で決断をすることが大事です。
今の高校が自分に合わないと感じているなら、日本だけでなく海外の高校も選択肢に入れてみましょう。
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