2022/07/16

高校生が夏休み・冬休みを利用して留学する際の費用を国ごとにご紹介

高校生が夏休み・冬休みに留学するには費用はいくらかかる?
国ごとの学費・ホームステイ費用などの違いが知りたい

このように、長期休暇中の留学について悩む、高校生や保護者の方は多いのではないでしょうか?

夏休み・冬休み中の留学は、短期間で費用を抑えて海外体験ができるため、初めて留学する高校生に人気です。最短1週間〜約1ヶ月のプランがあり、予算やスケジュールに合わせて留学プランを選ぶことができます。

「将来の進路や自分のやりたいことがよくわからない」と悩む高校生にとって、 短期留学は視野を広げるチャンスになるでしょう。しかし、留学は高い費用をともなうので、どこの国のどのような留学プランを選べば良いか決められない方も多いと思います。

高校生の夏休み・冬休み中におすすめの留学先と国ごとの費用について、詳しくみていきましょう。

夏休み、冬休みに行く留学費用は?

夏休み・冬休みを利用した高校生の短期留学の費用は、およそ「12〜70万円」です。

夏休みなど休暇中の留学は、プランが豊富で期間によって費用が大きく変わります。下記が「学費・渡航費・ホームステイ費・生活費」を含んだ、期間ごとの費用の目安です。

1週間 12〜36万円

2週間 18〜46万円

・3週間 30〜70万円

もちろん費用を抑えるためには期間が短い方が良いですが、学校によってアクティビティが含まれて費用が高くなっている場合もあるので、授業内容も確認しておくことが大切です。

「英語のスピーキング力をつけたい」「現地の人と交流したい」など、目的に沿ったプラン選びができるように、必ずいくつかの留学プランを比較するようにしましょう。

国によって費用が違う

どの国に留学するかで、夏休み留学の費用に大きな差が出ます。

たとえば、学費が安いプランを見つけたとしても、物価が高い国に行けば、それだけで留学のトータル費用が高くなる場合があります。

「アメリカ・イギリス」は物価も含めトータル費用が高く、「フィジー・マルタ・オーストラリア」は費用が安く治安も良い国です。

できるだけ費用を抑えて留学したい場合は、学費やホームステイ費用だけでなく、留学のトータル費用が安い国を選ぶようにしましょう。

※参考記事:フィジー高校留学のコース・費用

国ごとの留学費用

高校生が夏休みに1ヶ月短期留学した場合の費用は、およそ「25〜47万円」です。

この記事では、比較的費用が安い「フィジー・フィリピン・マルタ」と、留学先として王道の「アメリカ・イギリス・オーストラリア」を紹介します。

費用だけでなく、国ごとの雰囲気や治安も確認しておくことで、現地での生活がイメージしやすくなるでしょう。

夏休みの留学費用・国ごとの特徴を見ながら、どの国に留学したいか考えてみてください。

※内訳:学費(入学費含む)・渡航費:ホームステイ費・生活費

フィジー

1ヶ月の留学費用:約25万円

・学費:12万円

・渡航費:6~10万円

・ホームステイ費:5万円

・生活費:1.5万円

南国フィジーは、 アメリカの3分の1ほどの費用で、格安に留学ができる国です。

世界一幸福な国と言われており、ホームステイの家族もフレンドリーに迎え入れてくれます。

実は、「留学したのに英語を話す機会が少なかった」という失敗がよくあるのですが、フィジー人は話すことが大好きで、コミュニケーションを大切にする国民性があります。

道端で挨拶されることなども日常なので、夏休み中に 実践的な英語力を上げたい人におすすめです。

また、他の国と違って 現地サポートが充実していて、日本人スタッフが渡航後の生活を支えてくれます。

≫フィジー高校留学について詳しく聞いてみる

フィリピン

1ヶ月の留学費用:約32万円

・学費:22万円

・渡航費:5万円

・ホームステイは普及しておらず寮が多い:1〜3万円

・生活費:4万円

フィリピン留学の強みは夏休みの マンツーマンレッスンで、徹底的に英語の指導が受けられることです。高校生向けに TOEICなどに特化したプラン が多いため、試験英語を学びたい人に向いているでしょう。

しかし、他の国のように ホームステイが普及しておらず、寮生活で過ごすケースがほとんどです。

マルタ

1ヶ月の留学費用:約37万円

・学費:9〜10万円

・渡航費:10万円

・ホームステイ費:12万円

・生活費:5万円

ヨーロッパ圏では唯一費用が低めのマルタは、世界遺産が多くきれいな街並みの国です。

島国でリゾート地としても知られており、学校終わりに夏休み気分で観光も楽しむことができるでしょう。治安が良い国ではありますが、観光地域ではスリも多いため注意が必要です。

自然に囲まれてゆったりしたい方におすすめで、リラックスした留学生活が送れるでしょう。

アメリカ

1ヶ月の留学費用:約45万円

・学費:11〜23万円

・渡航費:9〜12万円

・ホームステイ費:15〜20万円

・生活費:10〜20万円

留学先として王道なアメリカですが、 物価が高いため現地での生活にお金がかかります。

しかし、高校生に向けた 夏休み限定の留学プランも多いので、自分にあったプログラムを選べば、短期間で効率的な勉強ができるでしょう。

ホームステイの受け入れ先は多いですが、地域によっては治安がよくない場所もありますので、学校への通学路なども調べておくと安心です。

※参考記事:【比較】高校留学の費用を国ごとに紹介!安い3カ国も厳選

イギリス

1ヶ月の留学費用:約47万円

・学費:21〜31万円

・渡航費:8〜15万円

・ホームステイ費:8〜16万円

・生活費:10〜20万円

イギリスはアメリカと同様、 他国に比べて費用が高い国の1つです。

イギリス英語はアメリカ英語と比べて、丁寧な表現が多くビジネス向きとも言われています。また、 アート・紅茶文化など、イギリス発祥の伝統に触れることもできるでしょう。

観光地でもあるロンドンは比較的犯罪が多いなど、都市ごとに治安は異なります。

オーストラリア

1ヶ月の留学費用:約40万円

・学費:14~20万円

・渡航費:8~12万円

・ホームステイ費:8~11万円

・生活費:10~20万円

オーストラリアは美しい海に囲まれた島国で、 高校生の初めての海外留学先として人気の国です。

ホームステイ先も留学生に慣れているので、英語が話せなくても優しく受け入れてくれる家族が多いです。

英語圏の中では治安がトップクラスに良く、国の中でも都市ごとに雰囲気が異なります。 オシャレなカフェ文化から自然の中でのアクティビティまで、夏休みを満喫することができるでしょう。

留学先でかかる変動費

国によって、渡航後にかかる変動費が高くなる場合があります。

たとえば、携帯の通信契約では、日本のように格安でデータを使えるようなプランが少なく費用が高くなります。また、 日本と違ってチップ文化もあるため、外食時の支出が予想より高くなることも多いです。

しかし、このような場合も、物価が安い国を選べば費用が節約できます。

高校生の夏休み・冬休み中の留学費用を、できるだけ安く抑える方法を詳しくみていきましょう。

変動費の内訳

初期費用だけでなくトータルの留学費用を把握するために、渡航前に国の変動費を知ることが大切です。
留学にかかる変動費には、下記があります。

・通信費

・交通費

・外食費

・観光代

たとえば、インターネット使用料・外食の頻度によっては、現地の生活費が高くなってしまうでしょう。

食事込みのホームステイにして、外食を減らし家族との時間を増やす方法もおすすめです。

せっかく夏休み・冬休みを利用した高校生の留学なので、渡航後にやりたいことができるよう、現地での生活費は余裕をもっておくようにしましょう。

節約するには?

留学費用を節約する方法は、下記の3つです。

  1. 物価の安い国に行く
  2. 授業料の安い国に行く
  3. 航空券が安い国に行く

    たとえば物価でみると、アメリカ・イギリスで3000〜5000円かかる外食も、 フィジーやフィリピンでは500〜2000円に抑えることができます。

    また、 夏休み中の航空券は「買う時期」「フライト時期」をピークからずらすことで、同じ航空券でも安く費用を抑えることができます。

    ※参考記事:【必見】高校留学で利用できる奨学金!おすすめ4選

    トラブルに遭わない事が一番安い

    いくら治安が良いと言われている国でも、日本と比べると治安は悪いです。

    たとえば、カフェなどで荷物を置いたまま席を離れると、ほぼ間違いなく盗まれてしまうでしょう。スマホや財布を盗まれてしまうと、それだけで何十万円もの損害が出てしまいます。

    特に高校生は、日本にいるときと同じ感覚で行動してしまうと盗難にあう可能性が非常に高いので、危機意識をもって行動するようにしましょう。

    1ヶ月の留学で得られる効果

    高校生が1ヶ月留学した場合、 英語力だけでなく、価値観や人生の視点が広がるメリットがあります。

    理由は、日本の高校生は、海外の人と関わる機会が少なく、知らないうちに視野が狭くなりやすいからです。

    たとえば、発展途上国であるフィジーに留学をした高校生の1人は、ホームステイ先の家族と過ごしていく中で、「『物がたくさんあること=幸せ』というわけじゃない」と気づくことができたそうです。

    このように、留学をして初めて、日本がどれほど恵まれた国かを知る高校生も多いです。

    また、夏休みなどの短期間でも、ホームステイでネイティブの英語に触れることで、 「実践的な英語」と日本で学ぶ「座学的な英語」の違いもわかるようになります。

    1ヶ月の留学で得られる効果を、詳しくみていきましょう。

    ※参考記事:​​高校留学は大学受験に有利?卒業後の帰国者の進学について

    自信が生まれる

    高校生が親元を離れて異国で生活をすることは、簡単ではありません。

    実際、渡航前は楽しみよりも不安でいっぱいな学生の方がほとんどです。

    しかし、不安があっても勇気をもって渡航をしたことで、チャレンジした自分に自信がもてるようになり、 「失敗を恐れず挑戦する力」がつきます。

    価値観が変わる

    島国である日本で生活してる日本で暮らしていると、海外の文化に触れることがほとんどありません。

    たとえば、ホームステイ先の家族に現地を案内してもらって、留学先の文化や暮らしが好きになり本格的に海外の歴史を学ぶようになった学生もいます。

    日本だけしか見えなかった視点が世界に広がることで、 自分の好きな分野を見つけることができるでしょう。

    人生が変わる

    初めは、夏休み・冬休みにちょっとした気持ちで行った海外留学が、将来を変えることはめずらしくありません。

    特に、高校生は進路に悩みやすい時期ですが、留学をきっかけに夢が見つかることも多いです。

    グローバルに働くために国際学部を目指したい!
    留学先の海外大学進学に向けて勉強したい!

    このように、将来の目標ができることで、一気にやる気が高まる高校生も多いです。

    これからの人生の進路を決める高校生にとって、在学中に海外留学をすることは人生を変えるきっかけになるでしょう。

    少しでも留学に興味がある人は、ぜひこの記事を参考に留学先の国を検討してみてください。

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