2022/08/26
【受験生必見】英検は高校受験に有利って本当?英検を取得するメリットとは
このように、高校受験に向けて英検®を撮るべきか悩む、中学生や保護者の方は多いのではないでしょうか?
実は、高校受験で英検®を持っている中学生に対して、入試のときに加点を行っている高校は多いのです。
最低「3級」以上、可能ならば「2級」まで取得しておくと、受験で有利になると言われています。
しかし、「公立・私立」など高校によって、英検®の加点の仕組みが異なるので注意が必要です。
また、あまり知られていませんが、 英検®は海外留学のときの「語学力証明」としても役立ちます。よって、高校受験で英検®があまり活用できなかったとしても、長い目で見て「留学・グローバル社会」で有利になる資格といえます。
高校受験における「英検®のメリット」「いつまでに何級を取得するべきか」を、詳しくみていきましょう。
目次
高校受験における「英検」のメリット
高校受験における英検®のメリットは、下記の通りです。
- 内申点への加点
- 学力試験への加点
英検の高校受験での加点に対する規定は、地域・学校によって異なります。
「私立高校」の方が「公立高校」に比べて、英検®を優遇した入試になっている場合が多いです。
しかし、公立・私立ともに、英検®が受験の評価対象にならない学校もあります。
高校受験における英検®のメリットについて、公立・私立の高校をそれぞれ詳しく解説していきます。
公立高校受験の場合
公立高校受験の際の、英検®の主なメリットは下記の2つです。
- 内申点への加点
- 推薦入試での優遇
一般入試の場合、成績の内申点に加点されることで、高校受験で有利になるでしょう。
英検®を持っていても、少ししか内申点に加算されないこともありますが、 高校受験では数点の差が合否に大きく関わります。
また、公立の推薦入試の場合は、「3級・準2級」などの一定のレベルを求められるケースも多いです。
中学校内でどの学生を推薦するか決めるときに、英検®でレベルの高い級を持っていると、他の受験生と差をつけることができるでしょう。
私立高校受験の場合
私立高校受験の際の、英検®の主なメリットは下記の4つです。
- 学力検査(入学試験)への加算
- 学力検査免除
- 内申点加算
- 推薦入試条件
英語に力を入れている高校の場合は、英検®がさらに優遇されるでしょう。
英検を取得して受験を有利に進めよう
英検®を取得しておくと、受験時の加点の可能性が上がります。
英検®を持っていない受験生と比べて、志望校の合格ラインに届きやすくなるので、できるだけ早い段階から勉強を始めておきましょう。
また、英検®の勉強をすることで、英語の単語力や文法が身につき、一般科目の試験でも役立つのも間違いありません。
高校によっては、英検®が評価対象にならないところもあるので、まずは今の学校の先生に相談してみるのもおすすめです。
「英検」は何級取得を目指せばいいのか
高校受験に向けて英検®を取得する場合の、「時期」と「レベルの目安」は下記の通りです。
- 時期:高校3年生の秋まで
- レベル:3級(もしくは2級)
高校3年生の秋までに英検®が取得できていない場合、高校の出願に間に合わない可能性があります。
また、最低でも 「中学卒業程度レベル」と言われている「英検®3級」を取得しておくのがおすすめです。
たとえば、5〜4級は「趣味・スポーツ」など親しみのあるトピックが出るのに対して、3級は「海外の文化」など、さらに知識を要する問題が増えてきます。
また、できるだけ高い級を取得したい場合、早い時期から英検®を受験しておいて、試験に慣れておくと安心でしょう。
英検®の試験内容と、レベル分けについて、詳しくみていきましょう。
そもそも「英検」とは
英検®の正式名称は「実用英語技能検定」で、受験者数は年間300万人以上です。
- 第1回検定:5〜7月
- 第2回検定:10~11月
- 第3回検定:1~3月
英検®を受験できるタイミングが限られているため、先に直近の試験日を調べておくことをおすすめします。
また、 すでに中学2年生、もしくは3年生の場合、入試までに受けられる英検®のチャンスは限られます。
日程がわかったら、試験日に合わせて早めに勉強をスタートしておきましょう。
高校受験での評価は「3級」から
高校受験で有利になる英検®は、最低「3級」からです。
理由は、「4〜5級」では中学卒業レベルに満たない内容になってしまうからです。
英検®は、下記の7つのレベルに分かれています。
- 5級(初級)・4級
- 3級・準2級・2級
- 準1級・1級
3級以降は、一次試験で「リーディング・リスニング・ライティング」を行い、合格した場合は二次試験の英語面接で「スピーキング」の試験を受けます。※5級と4級は一次試験のみ
英検®のレベルについて、3級は「中学卒業程度」、2級は「高校卒業程度」と言われています。
よって、高校受験で英検®を活かしたい場合、最低「3級」を目安に勉強をするようにしましょう。
英検取得は中3の秋までに!
推薦入試や願書提出に間に合わせるために、 「高校3年生の秋」までに「英検®3級」を取得できるように勉強を進めましょう。
「英検®3級」は中学卒業程度のレベルになるため、中学3年生から勉強を始めたとしても、合格できる可能性は十分にあります。
中学3年生の秋は、ちょうど「第2回検定」のタイミングになるので、入試前に英検®を取得するラストチャンスです。
英検®は、実施会場が「本会場」「準会場」に分かれています。
- 本会場:協会が設置する会場、個人で受験するときに利用
- 準会場:団体単位の会場、申し込み責任者(塾や教室)が定めた申し込み
また、英検®受験に向けて、夏休みや冬休みの休暇を利用した「短期留学」で、英語力を伸ばしておく中学生も少なくありません。
高校受験までに英検®を取得するために、長期休みを利用した留学も検討してみましょう。
国内受験だけじゃない!「英検」は海外高校進学にも有効
実は、 英検®は日本の高校受験だけでなく、海外の高校進学でも有効です。
以前の英検®は、日本国内のみで有効となる資格として扱われていました。
しかし、2004年から海外留学で学校に入学するときの、「語学力が証明できる試験」として認められています。
よって、中学生の早いうちから英検®を取得して級を伸ばしておくことで、将来留学したいときにも英語力の証明として役立つでしょう。
英検®が海外進学のときに、どのように有利になるか詳しく解説していきます。
英検は世界で使える!?「英検留学」とは
英検®は、海外留学をするときに「英語力の証明」として使うことができます。
- アメリカ
- オーストラリア
- カナダ
400校を超える大学・カレッジが「英検留学」を受け入れていて、海外留学のために英検®を受験する学生も多いです。
また、試験内容にスピーキングも含む英検®を勉強しておくことで、実践的な英語力を伸ばすこともできるでしょう。
英検®が世界でどのように使えるのか、詳しく解説していきます。
英検取得は海外高校進学の試験に対応できる目安になる
英検®は、海外留学だけでなく、現地の高校に進学したい場合にも有効です。
国によって求められる英語力は変わってきますが、海外高校進学の場合はそれほど高い英語力は求められません。
よって、英検®を取っておくことで、海外留学したいときにも有利になるでしょう。
帰国子女を目指せるのも夢じゃない?
中学卒業後に海外の高校を卒業すると、「帰国子女」として大学受験できる場合があります。
海外の高校に進学するには一定の英語力が求められますが、英検®を取っておくことで進学の際に英語力の証明ができます。
帰国子女枠として大学進学できると、下記のようなメリットがあります。
- 将来グローバルに活躍する企業に就職できる
- 日本だけでなく世界の大学まで選択肢が広がる
よって、中学生のうちに英検®を取得しておくと、日本だけでなく海外の高校に進学する可能性も広がるでしょう。
実際、格安で高校留学ができるフィジーでは、日本の中学卒業後にフィジーの高校に入学する学生が多いです。
フィジーは、費用が高いと言われる「高校留学」をアメリカの「約3分の1」の費用で実現できる、格安の留学先として人気があります。
現地で高校生活を楽しみながら英語力を伸ばしたあと、海外大学を目指す学生も少なくありません。グローバルに活躍してみたいという夢がある学生は、中学生のうちに英検®を取得して、将来の選択肢を広げておきましょう。
※参考:中学卒業後に留学はアリ?必要な費用からメリット・デメリットまで解説!
まとめ
英検®を取得しておくことで、公立・私立に関わらず高校受験で有利になることは多いです。
まずは、行きたい高校が英検®をどのように優遇しているか調べてみましょう。
今後、英検®を取って海外留学にチャレンジしてみたい学生は、ぜひ弊社のフィジー留学も検討してみてください。
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