2012/10/15

Clean School Program ②

Bula!!
9月からボランティアとしてBPFBIに赴任しているKiyoです。
今回は前回の記事で紹介したClean School Programについて、
本校進行中の活動内容を実況生中継でお届けしたいと思います。
　　前回の記事はこちら　→　Clean School Program①

まずは簡単に前回最後のおさらいから、、、
現在本校で取り組んでいるClean School Programは、
学校における廃棄物の適切処理と、
子どもから家庭やコミュニティーへ環境啓蒙活動を広めることを目的としています。

活動には以下３つの柱があります。
１）Environmental Awareness Rising
　　環境への意識向上
２）School Composting
校内から出る有機ごみを利用したコンポスト作り
３）Rubbish Separation & Recycling
　　ごみの分別とリサイクルの推進

ここまでが前回でした。
では実際に各項目毎に何を行っているのか見てみましょー！

Oops！！
その前にこの活動の主体となっているCommittee、
School Beautification Committeeを紹介します。
日本で言う「美化委員会」のようなものです。
メンバーは計6名。
Assistant principal（教頭）の、　Mr. Rokotuibau
Home economics（家庭科）の教師、 Ms. Vunica
Agriculture（農業）の教師、 Mr. Sokosoko
English（英語）の教師、 Ms. Marionigate
Technical drawing（基礎設計）の教師、 Mr. Lesuma
それに私を加えた6人で行っています！

それでは活動の詳細をみていきましょー♫
まずは１）Environmental Awareness Risingから。
この柱は主に、本活動の啓蒙を担います。
つまり、さまざまなことを通して環境意識に働きかけ、
学生の理解や実施を促すという分野。
現在は掲示物の充実と、植物を植える校内美化活動を主に行っています。

このような掲示物を各教室に貼ったり、

校内各所に設置する植物を準備したり、

Agricultureの先生、Mr. Sokosokoが率先して草木を植えています。
彼は、「学校内に公園を作りたい」と素敵な夢も語ってくれています。
将来的には、各教室で環境ポスターのコンテストを行ったり、
清掃強化や校外のごみ拾いを行ったりしたいと考えています。

さて、次に２）School Compostingです。
Compostとは「堆肥」を意味し、
学校から出る生ごみの堆肥化を行う！というのがこの分野の取り組みです。
以前は生ごみをそのまま畑に撒いていたそうですが、、、
それではただ腐ってしまうだけなんです。
でも、特に機械など使わなくても、適切に管理すれば、
5，6ヵ月後には臭かった生ごみの山を
全く臭いのしない栄養満点な有機肥料に変えることができます。