2012/09/14
新学期 & "語り場" スタート !!
Bula~
9月4日から3学期が始まりました。
日本からは、新たに7名の学生が正規入学し、
フィジーでの留学生活をスタートしました。
Buddy(日本からの留学生1名に対し1名つくローカルの学生)との顔合わせも全員終了。
順調に留学生活を開始しています。
日本からの留学生には、到着日に終日行う1部オリエンテーション、
翌日の午後に行う2部オリエンテーションを用意しています。
今回初めて、さらに3部オリエンテーションを実施しました。
今まで、2部オリエンテーションを実施した後は、学生個々に必要に応じて随時指導を
行ってきましたが、より学習面及び進路面の指導を強化し充実した留学生活を送って
もらいたく、全体に向けたオリエンテーションを追加で企画しました。
9月13日に行った3部オリエンテーションでは、最初に留学に来た目的を
それぞれ共有してもらった後、皆に共通する目的である英語力強化に向けて、
学習法を具体的に根拠に基づいてアドバイスしました。
学習面の指導の後は、進路面の指導を行いました。
現在本校の学生の主な進学の方法である、日本の大学のAO入試とはどのようなものか、
そのためにどのような準備を行えば良いか、説明を行いました。
そして、将来を考え進路に向けて準備する上で有益なWeb Siteの紹介を行いました。
学生たちは、皆真剣に聞いていて、終わった後に質問をたくさんしてくれました。
この日学んだことを参考に、どんどん充実した留学生活を送ってほしいと思います
続く9月14日の日本人学生集会では、これも新たな取り組みとして、ゲストスピーカーを招いて行う
“語り場“を初めて実施しました。この日に向け、前週の9月7日の日本人学生集会では、「質問力」をテーマにプレセミナーを実施しました。
経験談を聞く機会が、日本にいる学生と比較して不足しており、そういった機会を提供することは
進路などを考える上で有益であると考えたためです。
今回は「大学」をテーマに、姉妹校である語学学校から、現役の日本の大学生を3名、ゲストスピーカーとして招きました。経営学部、外国語学科、日本語教育専攻とそれぞれ多様な学生です。なお時間の関係で1名は見学だけして頂きました。
実際に話してもらう2名には、まず自己紹介も含め、各人の大学での経験を大まかに話してもらい、その後各グループに分かれ、学生とのフリーディスカッションの時間を設けました。
外国語学科のRinaは、外国語大学ならではの強みである留学生との交流の機会の多さ、
充実した留学制度についてなどを紹介してくれました。また、自身が所属するサークル活動や、
他大学との繋がりによって色々な人と巡り合うことができることなど、大学生活の面白さについて、
また、夢であるキャビンアテンダントに向け、マレーシア航空でインターンを経験した体験談などを
話してくれました。
経営学部のFujiは、所属大学での大学生活についてはもちろん、すでに経験した就職活動に関することも話してくれました。また、起業を学ぶためのプロジェクトに参画したり、大学生が中心となって高校を訪問し将来や学校についてなど自由に語り合う取り組みを行っているNPOカタリバの活動に参加した経験などを活かし、うまく進行し場を盛り上げてくれました。
彼の夢も熱く学生に語ってくれました。
学生たちからは「なぜその大学を選んだのか」「具体的な講義の内容」など大学に関することや、「なぜその仕事に就きたいと思ったのか」など進路に関することまで質問が飛び交い、彼らが大学や進路について考えるきっかけを持つことができたのではないかと感じました。
今後も、このようなゲストを招いて交流する”語り場”を定期的に企画していきたいと思います。
次回からは図書委員会のメンバーが主体となって企画・運営を行っていきます。
今後、より学生にとって有意義な時間が“語り場”で持てるように、
学生がさらに企画を発展させていってくれることを期待してい
ます。
written by Kiyo
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