2011/04/25

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今回はバプロにいる一人のフィジー人を紹介したいと思います。

名前は「サーベェ」　（写真右）。

住所　：　バプロ

そう、実は学校校舎と隣接して先生の家なども敷地内に建っているのです。

サーベェの家は、黄色い建物の左（水色の家）の１階で、ちなみに２階には校長先生が住んでいます。

日本では考えられないフィジーらしい。

そして、サーベェの仕事と言うと・・・・

civil engineer（土木技師）となっていますが何でもします。

黒板が足りなかったら作る、椅子や机が壊れたら直す、寮の扉の鍵やベッドまでも手作り

手が空いているときは畑仕事や夜の警備まで

スタッフや生徒は口をそろえて、彼は「働き者」と言っています。

そこで今回は、彼の仕事の一つである「椅子の修理」を皆さんに知ってもらいたいと思います。

バプロでは、物を大切にして長く使っており、壊れてしまった椅子などは生徒がサーベェの仕事場に持ってきます。

その椅子の壊れ具合によって手順は異なりますが。

椅子の骨組みをくっつけたり。

削ったり、時には背もたれの板だけ交換も

最後にペンキを塗って完成。

Before

After

余った椅子の部品は机やほかのものに再利用されていくという流れです。

これを三十分ほどでやってしまいます。

まさにスーパーマン

・・・と言ってもおかしくないバプロの影の立役者です。

これからも、サーベェのおかげで学生たちは学業に集中して励めることでしょう！

edited by Toru