2018/11/13
【Ba Pro】ボランティア活動:古着の寄付
Bula
フィジー高校留学・バプロカウンセラーのMihaです。
先週、ボランティア活動の一環として、シェルターハウスを
訪問してきましたので、ご報告いたします!
Yr.11のThinaから、『Yr.12の先輩や、年末いっぱいでフィジーを離れる
日本人が、不要な服がいっぱいあると聞いたので、それを回収して
寄付をするボランティアをしたい』と聞いたのは数か月前のことでした。
その後、ポスター作り、集会などでの呼びかけを経て、、、
(写真に写っていないものも含めて)段ボール3箱分を回収しました!
学生の皆さん、ご協力ありがとうございました。
ローカルのフィジー人は特に、新品の服を買うことは稀で
数ドルで古着を買うのが一般的。
日本からの機能性の高い綺麗な古着は、本当に喜ばれるのです。
寄付先は、HARTというコミュニティ。
フィジー全土にシェルターから成る村を擁していますが、
今回はバプロから車で15分ほどの位置にあるLovuのシェルターにお邪魔しました。
同じ形の家が、延々と続く村です。
一つの家に4世帯が住んでいて、1世帯にリビング、キッチン、
バストイレと寝室が一部屋ついています。
このエリアのシェルターには230世帯が暮らしており、1世帯に4,5人が
暮らしている家庭もいるそうです。
[学生の会話から]
・日本で見た、仮設住宅に似てる。
・ひと家庭でこの部屋だと、結構狭いよね…
・でも、フィジアンってみんな床で寝るから大丈夫だよ、きっと
見学するにつれ、同行した学生とHARTのスタッフの方との
質疑応答がしばらく続きました。
ここで暮らしている人はどういう人が多いのですか?
いろんな事情によって、家を追われたひとたちです。主にシングル
マザーやシングルファーザーが多いけれど、高齢者で身寄りがない
人もいるわ。
家賃は払わなくてもいいのですか?
無料ではないけれど、破格の安さよ。それぞれの経済状況にも
よるけれど、相場は週に5ドルから15ドルの賃料です。
なので、居心地が良すぎて何十年も住みついている人もいます。
始めは職がない状態でここに入居したシングルマザーも、
野菜作りやフィジアンマット作り、バスケット作りなどの研修を受けて
ちゃんと生活力をつけてから、巣立っていくひともいるそうです。
コミュニティーセンターが、こちらのシェルター内の幼稚園になっています。
幼稚園の仲の風景。英語で数字の数え方を学んでいる様子が伺えます。
そして現在、新たな幼稚園の校舎を建設中だそうです。
左から、HARTのLiteaさん、Thina, Chika, ESLのマギー先生
またここに絶対に寄付しに来ようね!
タウンからも近いし、また来よう!
と、再会を約束して村を後にした私たちでした。
Thina&Chika、お疲れ様でした!!!
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