2018/12/21
常夏のフィジーより年末のごあいさつ
Bula Vinaka!
フィジー高校留学カウンセラーのTamaです。
南半球の12月は夏真っ盛り。
日本人には「常夏」と「クリスマス」はなかなか結びつきませんが、
フィジーの人々と一緒に常夏のクリスマスシーズンを楽しんでいます。
1月に日本からお越しの皆さんは、厚着をしたままで飛行機に乗らないようにしましょう。
(本当に暑いです・・・)
日本では12月を「師走」と呼ぶほど年の瀬は慌ただしく感じますが、
先月末に年間の授業が終了したフィジーでは、ほとんどの教師は出勤せず、
自宅や故郷で家族と過ごすため、学校に出勤している教師・スタッフもまばら。
さながら「師休(しやす)」といったところでしょうか・・・。
(といったまったく面白くないジョークをフィジー人の同僚に話すと、
笑い好きなフィジー人たちは大爆笑しながら聞いてくれます。笑)
学校はほぼお休み状態ですが、サポートオフィスのスタッフは新年度の準備を日々進めています。
私事ながら、今年1月にこれまで30年近く過ごした日本からフィジーに赴任し、
私にとってもフィジーの1年間はすべてが驚きと戸惑いの日々でしたが、
慣れない途上国での生活の中で、日々頑張っている学生の皆さんの姿は
いつも心の支えでした。
よくある高校生活一コマ・・・と思いきや、彼らは途上国のフィジーにいるんです!!
こんなに若いのに海外で逞しく暮らす彼らはすごい、と日々心から感じています。
中学・高校時代は、身体も精神も大きく成長する時期だと言われますが、
そんな時期のほとんどをフィジーで過ごす学生たちの成長速度はとても目覚ましく、
毎日のように彼らの成長を実感し、驚く日々です。
今年のBa Proの卒業式の様子。Ba ProとJasper合わせて34人の学生が卒業しました。
卒業する学生たちの顔はとても凛々しく、これからの素敵な未来を予感させます!
異国での長い長い留学生活では、ときに辛く悩むこともあると思います。
不安で落ち込んだり、意図せず他人に気持ちをぶつけてしまうことすらあります。
それでも、自らの挑戦の場所としてフィジーを選んだ学生たちが、
自らを大きく育み、大きく成長を遂げることが出来るように、
今いるこの場所・時間が、後に彼らの人生が大きく動いた瞬間となれるように、
これからもそんな彼らを支え、応援していくことが出来ればと思っています。
心機一転、新しい夢や希望と共にフィジーへ戻ってくる在校生の皆さん、
フィジーの新しい生活に不安とワクワクでいっぱいの新入生の皆さん、
フィジーの地で皆さんに会える日を楽しみにしています。
2019年5月に日本人留学生受け入れ開始1周年を迎えるRatu Navula。
2019年はいよいよ初の卒業生を輩出予定です!
本日を持ちまして、現地サポートオフィスの本年の営業は終了とさせて頂きます。
一年間たいへんお世話になりました。ありがとうございました。
そして来年もよろしくお願いいたします。よいお年をむかえください!
Vinaka vaklevu.
(ありがとうございました。)
Moce, sota tale!
(さようなら、また会いましょう!)
Wishing you and your loved ones happy holidays
Senior Counselor
Tokumasa Tamai
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