2019/05/16
コカ・コーラ杯に出場したJoのインタビュー
Bula! バプロカウンセラーのMihaです。
今日は、一学期に学内、地区大会と勝ち進み、見事日本人としてフィジーの全国陸上大会であるコカ・コーラ杯に初出場を果たし大活躍したJOのインタビューを掲載します。
インターハウスで活躍したJo(右から二番目)
去年に引き続き、今年もまずは学校内の運動会であるインターハウスを皮切りに大活躍しましたね。今年のインターハウスはどうでしたか?
Jo: 学校のグラウンドで、学校の仲間に見守られての参戦だったので、お祭りの延長線上のような雰囲気で、遊び気分でした。それが良かったのか、実はこの時に、今年の自分のベスト記録が出せました。
そして、次はバプロ代表として、チャーチルパークで開催された、ラウトカの地区大会に出場しました。こちらも、Joは去年に引き続き二回目の出場でしたが、いかがでしたか?
Jo: この時期はちょうどラグビーのシーズンと重なっていたため、本当に足の速い子たちはラグビーの方を優先してラグビーに取られてしまっているという状態でした。
練習メンバーは限られていましたが、自分はインターハウスから地区大会の約一か月間、授業終了後にチャーチルパークに移動して、学校のコーチのもとで練習に励んできました。一か月という短い練習期間の割には体が動いたな、という思いがありましたが、日本の部活をやっていた時のように、常日頃からの鍛錬が必要だな、と実感したのも正直なところでした。
走り幅跳びに出場したJo
仲間たちも揃って歓声で応援
そして、なんと首都スバでのコカ・コーラ杯への出場を果たしました。コカ・コーラ杯はフィジー全国大会となり、テレビで全国放映され、速報も翌日の全国紙に掲載されるという、フィジー全土が熱く注目する大会です。バプロからの出場選手枠が2名で、その代表に日本人が選ばれたのは初の快挙でした!
Jo: 地区大会後、コカ・コーラ杯の出場が決まってからは、毎日コーチとともに練習を重ねました。キツイ練習が久々だったこともあり、そのハードさで練習中に戻してしまったこともありました。
それなりに緊張するのかな?と思っていましたが、コカ・コーラ杯に向けてスバに向かう4時間のバスは、フィジアン特有の音楽大音量で、同行の先生も仲間もノリノリでした。緊張させない雰囲気作りが、フィジアンは本当にうまいなと思います。
スバに到着し、コカ・コーラ杯が開幕すると、これまでに経験してきた大会以上の盛り上がり方に、自分も大興奮しました。唯一の日本人選手、しかも日本人として初出場ということもあり、かなり目立っていたと思います。バプロのもう一人の選手とはそれまで面識がなかったものの、とても仲良くなりました。また、ジャスパーのチアガールの応援もとても励みになりました。
他の選手たちとの様子
出走前にウォーミングアップ中のJO
走り幅跳び
大会ではローカルの選手に囲まれて精一杯頑張りましたが、思うような力が発揮できず、残念ながら今年の戦績の中ではいちばん低い成績を出してしまいました。しかし、フィジー人はどんな時でも楽しんで盛り上げていこうと努めます。自分も、周りのローカルと同様、勝っても負けても楽しむ精神で過ごそうと、久々の大都会スバを満喫してきました。スバでは、去年バプロに在籍してスバに転校したローカルの学生に、ジョー!と声を掛けられて再会したり、昨年のチャーチルパークで戦った他校の選手に声をかけられたりして、フィジー人の人との縁を大切にするところや、懐の大きさを実感しました。そして、帰りのバスも音楽大音量の4時間を過ごして帰宅しました。
来年もまた、コカ・コーラゲームに出場し、今年以上の成績を残せるように頑張りたいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします!
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