2019/11/19
【JWHS】大学受験インタビューVol.4 Sana編
Bula!
高校留学ジャスパーカウンセラーのMeimiです。
本日は卒業間近、Y12 Sanaの受験報告を兼ねたインタビューを会話形式でお届け致します!
某難関私立大学2校の合格を勝ち取ったSana! 本当におめでとう!
Q1. 文学部フランス文学科に進むことを決めたSana。大学選びはどのように進めた?
最初は単純に有名大学に進みたいなと思って、去年12月の一時帰国の際にお姉ちゃんと大学巡りをしたのが始まりです。
その中で今回進学を決めた大学が一番雰囲気が良いなと思いました。
学部に関しても正直やりたいことは分からなかったです。漠然と国際系なのかなとか。
ただ、英語は今まで十分頑張ってきたので大学では他言語を学びたいなと思いました。
その時に自分は美術史が好きなのでそう言う事を学べるところがいいなと思っていた時にフランス学科を見つけました。
元々、ファッション、アートや絵画が好きなのもあってこの学科はぴったりだなと思い、受験をすることを決めたんです!
Q2. 受験に向けて本格的な準備を始めたのはいつ頃?
Y12のTerm2終わり位(4月末)ですね。遅かったと思います。(笑)
Y11の時はもうすぐ受験だなとは思っていたけれど、学校やフィジーでの生活が楽しすぎて全く受験勉強はしていませんでした。
ただY12のTerm1の頃からやばいと思い始め、Term1はひたすらTOEICの点数を上げることに集中しました。あとは学校の成績。逆にTerm2以降は、TOEIC・学校の勉強から本格的に受験対策に移行していきました。
Q3. 受験対策は具体的にどんな対策をしたの?
まずは受験予定校の募集要項をしっかり読んで、受験内容の把握から始めました。
殆どの学校が、小論・学科試験・面接がありました。
まず苦戦したのが志望理由書を書く事です。それまで英語の長文等は十分にフィジーで勉強してきましたが、日本語を書く事が思いのほかとても苦労しました。
その大学に行きたい明確な理由はあったのでそこは大丈夫でしたが文章としてまとめることが難しかったです。
結局最終的な志望理由書を仕上げるのに2ヶ月を要しました。(苦笑)
小論に関しては、周りの友達は日本に一時帰国した際に塾に通ったりしていたのですが、私の場合は経済的にもその余裕はあまりなかったので
出来るだけたくさんの人に協力して貰い、自分で勉強しました。
正直、焦りもありましたが苦労して自分でやった分自信にもつながりました。
最終的には受験直前に日本に一時帰国した際に。自分で探した地元の小さな個人塾で一対一で小論の勉強に励みました。
毎日塾に通い、ひたすら小論を書く日々でしたがそこで多くの事を学ぶことができ自信を持って当日も小論の試験に臨めたと思います。
< 受験用にまとめたSanaのノート>
Q4. 受験前、きっとすごく緊張したかなと思うけれど実際どうだった?
フィジーでは毎日Y12の皆と一緒に勉強したり励ましあったりしていたので、日本に帰って皆に会えないことが本当に辛かったです。
ただ日本帰国中も頻繁に皆と連絡を取って勇気を貰ってました。皆も頑張っているから私も頑張ろうって!
勉強に関しては、自分に出来ることはすべてやったと思えていたので、これでダメでも仕方ないという気持ちでした!
Q5.実際の試験内容はどんな感じだった?
試験は小論、英語和訳、ディクテーション(ネイティブスピーカーの試験官が話した内容をひたすら書き写す試験)、面接でした。
ディクテーション(20分)から始まり、英語和訳と小論で併せて90分の試験でした。受験したフランス文学科は過去問がなかった為非常に大変でした。
面接は4対1で、一人はディクテーションを担当した外国人の方でした。
英語面接では回答の内容というよりは、留学で実際にどのような人と接してきたのかを見られているように感じました。言葉のキャッチボールがきちんと出来ているかとか。日本語の面接では好きなフランス文学作品について聞かれましたが対策をしていたので問題なくできたかと思います。
フィジーに関する質問は「身の危険を感じたことはあるか」とか「ホームステイどうだった?」とかを聞かれました。フィジーに関する質問は何を聞かれてもたくさん引き出しがあったので特に事前に回答を準備はしてありませんでした。それくらいフィジーでは色々な経験をしていたのでもっと聞いて!という感じで臨めました!(笑)
Q6. 最後にこれから受験を控えている後輩の皆にメッセージをお願いします!
とにかくフィジーで思い切り遊んだ方がいいと思います!何も気にせず出来ることを全部したY11までの経験が今となっては本当に受験に活きたと思っています。一般入試とは違うのでやはり留学をしているからこそ、フィジーだからこそ学べる経験をたくさんした方がいいと思います。自分がフィジーで実際に肌で感じたこと、実際に経験した色々な体験をもとに小論や面接の対策をしていきました。
AO・帰国入試だからこそ、そういう経験が最後に重要になると思います。もちろん勉強も大事ですが、できるだけたくさんの経験をフィジーでして楽しんでほしいです。あとは友達や先生、スタッフさんと良い関係を築くこと。
受験の際に協力してくれるのは大人の人だし、普段からいい関係を築いていくことでたくさん協力して貰えたし、助けて貰えたと思います。
受験勉強で悩んだ時もESLの先生との会話で直接的ではないけれど精神面でたくさん助けて貰いました。とにかく普段の学校生活、友達と過ごす毎日を大切に思い切りフィジーをエンジョイして欲しいです!頑張って下さい!
<仲良しのY12 Mahoと>
私がジャスパーで勤務し始めてからほぼ同じタイミングでフィジー生活をスタートしたSana。学生としても人としてもとても尊敬しています。Sanaほどフィジーを満喫した学生さんはいないんじゃないかなと思えるほど毎日を楽しんでいました!そんなSanaを心から尊敬すると同時に誇りに思います。本当に受験お疲れ様でした!
Meimi
この記事をシェア
この記事のあとによく読まれている記事
カテゴリー一覧
-
留学体験談
フィジー中学・高校留学中の学生たちが
学校生活・ホームステイ、留学生活での
「生の声」をお届けします。 -
留学コラム
SPFBのスタッフが英語学習や
大学進学などの
情報について発信します。 -
高校生ブログ
現地のカウンセラーによる、学生たちの
留学レポート内容をお届けします。