2019/01/30
【三校合同】土曜日のカタリバ
今回のカタリバにお招きしたのは、現在JICAボランティアとして
フィジーのラキラキにて小学校の情操教育の支援活動をされている、
倉橋さんです。
日本の小学校で教員生活を経て、JICAの活動をされてるとのことで
教員志望の学生や国際ボランティアに興味のある学生が
多数参加してくれました。
ご自身の経験を熱く語られる倉橋さん(写真中央)
ラキラキはラウトカから長距離バスで3時間ほどの場所にあり、
5分ほどですべて回れてしまう小さな町。
そんな場所で、日本人ひとり、孤軍奮闘したこの1年7か月は
決してキラキラした生易しいものではなかったそうです。
『倉橋さんのお話のすべて一つ一つが考えさせられました。フィジーに就学させてもらってる高校生として、何ができるか、学ぶべきこと、発信、行動すること…。
小さい頃から「国際協力」に興味がありJICA派遣国の一つというのもフィジーを選んだ理由でした。
倉橋さんもおっしゃっていましたが、決してキラキラしていない、ダークな部分、理想と現実、将来について深く考えるきっかけになりました』
『教師目線からのフィジーの教育について聞けたことがとても面白かったです。共感する点が多かったです』
『話を聞いて、もっと悩んでもいいんだなって思えるようになりました。ありがとうございました』
『フィジーに来てからの挫折、そしてそこから腐らずに教育者としてフィジーで時間を過ごしたことに尊敬した。きっと自分では、できないと思う。私は常に自分自身の物差しのみで物事を見て判断していたのだが、今までのフィジー生活と今回の会を踏まえ、一つの視点からだけではなく相手の視点や、第三者の視点から物事を考えたいと思った』
『私は今まで、もしも自分が人を助けるために外国へ行ったなら、きっとやりがいしかないんじゃないかというくらい明るいイメージを持っていたけど、いい意味でその考えをぶち壊してもらえました。それでもやっぱり、人のために途上国へ行きたいと思うし、人のために何ができるのかを全力で考えて行動するって苦しかったとしても、素敵だと思うから、いつか自分も、そのようなボランティアをしたいと思います。
「自分の味方を1人でもいいから見つけよう」と、絶望的な中でもそう思える心を私も持ちたいです。また、この語り場へ参加したおかげで、初めて出会えた自分と似た夢を持つ仲間を大切に、これからも自分の未来を考えていきたいと思いました』
素晴らしいお話を、いろいろと考え気づくきっかけを頂きました。
倉橋さん、遠方からお越しいただきましてありがとうございました!
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