2022/06/11
高校留学を失敗させる人・成功させる人の特徴3選【体験談】
このように、高校留学で失敗しないか不安に思う学生の方は多いのではないでしょうか?
この記事では、ニュージーランドに高校留学していた方の体験談をもとに、「高校留学に失敗する人・成功する人の特徴」をお伝えします。
高校留学を実際にしていた体験者は、周りの日本人に流されず行動したことで、最終的に学生代表として卒業スピーチを任されることができたそうです。
実際の体験談を参考にしながら、高校留学で失敗しないために気をつけるべきことを、詳しくみていきましょう。
高校留学を失敗させる人の特徴3選
高校留学で失敗する人の特徴は下記の3つです。
1. 日本人と一緒に過ごしてしまう人
2. 事前準備をしない人
3. 失敗を恐れる人
実は、この失敗する特徴に当てはまる留学生は想像以上に多いです。
留学生活はどうしても孤独を感じやすいので、安心感を求めて言葉が通じる日本人と一緒に過ごしてしまう傾向があります。
また、留学を楽観的に考えすぎて、英語の勉強を十分にせず留学する学生も少なくありません。
高校留学で失敗する人の特徴を、それぞれ詳しくみていきましょう。
日本人と一緒に過ごしてしまう人
海外にいるにも関わらず、日本人とばかり過ごして留学に失敗する学生は多いです。
選択授業や放課後も日本人と一緒にいて、結局日本の学校と同じような環境で過ごしてしまいます。
結果、現地の人とのコミュニケーションが少なくなり英語力も伸びませんので、留学生活で得られるものは少なくなるでしょう。
事前準備をしない人
留学に失敗する人は、高校留学を楽観的に考えすぎて事前の英語学習が不足している場合があります。
英語の基礎は、現地に行ってから勉強する時間はありません。
これから留学をするのに英語を勉強しない人は、留学に行ってからも勉強しないのかもしれません。
留学に行くことで語学力が伸びるのではなく、留学という環境を活かして自分で努力することで初めて語学力は身に付きます。
たとえば、基本的な文法などは日本で勉強しておかないと、現地で授業についていけずに英語を話す自信を失うでしょう。
英語を話すことに挑戦する気持ちが持てないとがないと留学先でも日本人と話すことが増えて、さらに英語環境から離れた留学生活になってしまいます。
※参考:高校留学でどのくらい英語力は必要?高校留学時の英語力
失敗を恐れる人
「英語ができない」「現地の人と仲良くできるか不安」と、失敗を恐れてチャレンジができない人が多いです。
・グループワークで日本人同士で集まってしまう
・選択科目を日本人と一緒に選ぶ
このように、日本人がいるという安心感に甘えてしまい、特に大きなチャレンジもせずに留学生活が終わってしまいます。
高校留学を成功させるには、失敗してでも挑戦するという意思が大切です。
高校留学を成功させる人の特徴3選
高校留学で成功する人の特徴は、下記の3つです。
1. 現地の友達を作ろうとした人、作った人
2. 学習意欲の強い人
3. 何事にも自主的・積極的に行動できる人
高校留学で成功する人に共通していることが、「誰かに何かをしてもらうことを期待する」受身な姿勢ではなく、「自ら努力する」積極性の高さです。
しかし、海外の人に比べて日本人は消極的な傾向があります。
よって、自分が思っているよりもさらに上の「積極性」「行動力」が必要になります。
高校留学で成功する人の特徴を詳しくみていきましょう。
現地の友達を作ろうとした人、作った人
現地の人とのコミュニティを作れる人は、高校留学に成功します。
理由は、英語を話す機会が増えるのはもちろん、現地の人の考え方に触れて広い視野がもてるようになるからです。
最初は知らない人に話しかけるのは勇気がいりますが、失敗を恐れずにチャレンジした人だけが成長することができます。
日本人だけで集まっていると、現地の人も声をかけづらいので気をつけましょう。
学習意欲の強い人
「留学をするからには結果を出そう」と、意欲的に行動できる人は高校留学に成功します。
留学生活に対して、「親に言われたから」「日本人が多いから」と周りの環境のせいにしていると、いつまでも自主的に行動することはできません。
留学という決断に自分で責任をもって、目標に向かって努力しましょう。
何事にも自主的・積極的に行動できる人
留学に成功する人は、周りの動きを待つのではなく自分から積極的に行動します。
たとえば、体験者は「ダンス・料理」など、自分の得意なことを通じてコミュニケーションの輪を広げました。
また、日本語クラスを選択して、日本語を学びたい現地の人に自分が日本語を教えるというチャレンジもしたそうです。
※参考:【人生やり直したい高校生へ】未来のためにできる5つのこと!
留学体験を失敗させないために心がけた事
体験者が、高校留学で失敗しないために心がけたことは、下記の3つだそうです。
1. 日本人とは最低限しかコミュニケーションを取らない
2. 出掛ける時は現地の友達とともに行動する
3. 勉強時間以外は常にホストファミリーと行動する
体験者は、英語環境を作るために周りの日本人と違った行動をしました。
日本人同士で過ごしてるグループとの関係が悪くなっても、自分の意思を強く持って現地の人とのコミュニケーションをとったそうです。
体験者が留学で失敗しないためにしていたことを、詳しくみていきましょう。
日本人とは最低限しかコミュニケーションを取らない
日本人との関わりを最低限にすると、現地の人と話す機会が多くなります。
体験者は、授業中に日本人から日本語で話しかけられたときには、「日本語で話すのをやめてほしい」と伝えて、 日本語に触れる機会を減らしたそうです。
英語力を本気で伸ばすには、「日本人留学生との関係が悪くなったとしても英語環境を作る」という、 強い覚悟が必要になるでしょう。
出掛ける時は現地の友達とともに行動する
課外学習などのアクティビティへの参加を利用して、現地のクラスメイトに 自ら声をかける行動力が大切です。
体験者はこのような不安な気持ちがあっても現地の学生に声をかけ、学校行事に一緒に参加したそうです。
もちろん行事などは全て英語で行われますが、 理解できるか分からなくても、とにかく積極的に参加して英語環境を作ったそうです。
勉強時間以外は常にホストファミリーと行動する
体験者は、勉強時間以外は常にホストファミリーと過ごしたそうです。
放課後や休日に日本人同士で過ごしている留学生は多いですが、このような人はホームステイ先でのコミュニケーションが不足してしまいます。
結果、英語を話す機会がさらに減って、せっかくの現地の人に一緒に過ごせる経験を生かせずに留学生活が終わってしまうでしょう。
高校留学で得られるもの
高校留学は、これからの人生を左右する大きなターニングポイントになります。
・海外での生活
・世界の人との出会い
・違う言語へのチャレンジ
高校留学で得られるこのような貴重な経験は、日本で過ごしているだけでは手に入りません。
だからこそ、留学先で日本人だけと過ごしてしまうことは、とてももったいないことです。高校留学で得られることを、詳しくみていきましょう。
日本では経験できないことが経験できる
高校留学のメリットは、日本と全く違う環境で生活ができることです。
日本では当たり前だと思っていたことも、海外では通用しないことがたくさんあります。
・公共トイレがすごく汚い
・バスや電車が時間通りに来ない
・知らない人が話しかけてくる
このような体験をすることで、 日本の基準が世界の当たり前ではないことに気づけるでしょう。
現地の人との出会いにより視野が広がる
現地の人との出会いによって、新しい考え方に触れることができます。
たとえば、体験者はニュージーランドのラグビー代表選手と友達になったそうです。
日本にいるだけでは出会うことが難しいですが、世界には自分のやりたいことを優先して人生を歩んでいる人がたくさんいます。
日本のような固定概念がない人たちの考えを聞くことで、 視野を広げてこれからの人生を考えることができるでしょう。
※参考:人生つまらない・疲れた高校生へ。海外留学で人生の価値観は変わる!
失敗しても挑戦する強い精神力
高校留学でたくさん失敗した人は、精神力が鍛えられて一気に成長します。
「英語が通じない」「授業で良い成績が取れない」など、苦しい思いをすることもあるかもしれません。
しかし、あきらめずに挑戦することで、ちょっとの失敗では動じない強い精神力がつきます。
留学に失敗する人に共通しているのは、失敗を恐れて挑戦をしないことです。
これから高校留学を検討している人は、この記事をぜひ参考にして素敵な留学生活を送ってください。
※参考:海外の高校に行くには?今からできること3つと渡航までの流れ!
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