2021/07/02
【解決】留学する高校生は長期で行くべき?メリットや費用を解説
「高校留学」と一言でいっても、長期で行く「正規留学」や、短期で行く「語学留学」などがあります。
どちらもメリット・デメリットがありますが、長期で行くとなると費用は多くかかります。
- 留学する場合、高校生は長期で行くべきなのか
- 長期留学にかかる費用はどれくらいなのか
今年2021年、2022年以降に長期での留学を考えている人には、特に参考になるでしょう。
目次
高校生ができる長期留学の種類
高校留学についてあまり知らない人は、まず長期留学の種類を理解しておきましょう。
- 正規留学
- 交換留学
どちらも特徴が異なるため、長期留学を検討する際は注意が必要です。
1つずつ解説していきます。
①正規留学
正規留学は、海外の高校や大学で単位取得、卒業を目的とした留学のことです。
現地の学生と一緒に授業を受け、科目単位を取得し、高校生活を送ります。
正規留学では、2年〜4年の長期期間となり、費用も大きくかかるのが特徴でしょう。
②交換留学
交換留学とは、日本の高校に在籍しながら、海外の高校に通う留学制度のことです。
※日本の高校の姉妹校に通う場合は、私立の場合もございます。
また、交換留学での滞在方法は、ホームステイの場合が多いでしょう。
人によって異なりますが、期間は1学年(約10ヶ月)が基本です。
留学に高校生が長期で行くメリット
数週間〜数ヶ月でも行ける短期留学(語学留学)もあるなかで、高校生が長期で留学に行くメリットはどんなものがあるのでしょうか。
「高校生」という多感な年代に海外へ留学に行くことは、当然多くの苦難や喜びがあります。
- 英語力が確実に身に付く
- 現地の学生と絆ができる
- 自走力が身に付く
では、留学に高校生が長期で行くメリットをそれぞれ見ていきましょう。
英語力が確実に身に付く
高校生が長期留学に行くメリットとして、1つ目に「英語力が確実に身に付く」という点があります。
正規留学・交換留学どちらに行く場合でも、365日、1日中英語に触れる環境となります。
人ぞれぞれ個人差はありますが、1年〜4年と長期で留学に行く場合は英語力が大きく伸びるといえます。
【参考記事】:高校留学でどのくらい英語力は必要?高校留学時の英語力
現地の学生と絆ができる
短期留学とは違い、正規留学・交換留学では現地の学生と過ごす期間が長いのが特徴です。
このため、海外の高校生と深い絆ができることもメリットとして挙げられます。
- 毎日近くで同じ授業を受ける友人
- 部活動で切磋琢磨する友人
上記のように、海外留学での日々の生活で絆が深まっていくでしょう。
長期の留学だからこそできる交友関係は、「一生の財産」となるに違いありません。
自走力が身に付く
「自走力が身に付く」という点も、長期で高校生が留学を経験する1つの魅力です。
10代中盤の若さで、1人で海外に足を踏み入れることは、容易なことではありません。
- 言葉の壁があるなかでコミュニケーションをとる必要がある
- 慣れない海外生活で、生活をコントロールする
- 洗濯、物の管理など日常生活をすべて自分で行う必要がある
正規留学・交換留学のような長期留学では、海外の不慣れな環境のなか、自分1人で考えて行動する力が問われます。
よって、1〜4年のような長期留学を経験すると、「自走力が身に付く」といるでしょう。
留学に高校生が長期で行くデメリット
メリットがある一方で、高校生が長期で留学にいく際のデメリットも存在します。
長期で留学に行くとなると、どうしても以下の3つは留意しなくてはなりません。
- 高額な費用がかかる
- 日本の高等教育が受けられない
- 日本の家族・友人と長らく会えない
特に1番気にする点は、高額な費用がかかることでしょう。
高額な費用がかかる
高校留学へ長期で行く場合、高額な費用がかかることが1つネックなポイントです。
【1年の高校留学にかかる費用】
アメリカ | 200〜600万円 |
カナダ | 200〜450万円 |
イギリス | 150〜600万円 |
オーストラリア | 200〜450万円 |
ニュージーランド | 150〜500万円 |
フィジー | 150万円 |
特にアメリカや、カナダなどの北米では比較的に高額となります。
長期での高校留学では、多くの費用がかかることを知っておきましょう。
参考記事:【比較】高校留学の費用を国ごとに紹介!安い3カ国も厳選
日本の高等教育が受けられない
長期間で海外の高校へ留学する場合、日本の高校での教育は受けられません。
一方で、短期留学であれば、春休み、夏休みを利用して留学することができます。
- 1年間以上も日本の高校で授業を受けることができない
- 大学受験の対策を全くしていない
上記のようなことがあると、将来に不安を感じる方もいるでしょう。
事実として、高校留学をする学生は、日本での大学受験で「一般入試」を受けて入学する難易度は高いです。
ですので、高校留学で培った経験・英語力を活かし、推薦入試やAO入試、帰国生入試で勝負する学生が多いです。
【参考記事】:高校留学は大学受験に有利?卒業後の帰国者の進学について
日本の家族・友人と長らく会えない
日本の家族・友人と長い間会えないことも、長期で高校留学に行くデメリットでしょう。
とは言え、帰国する際にも航空券代かかるなど、更なる費用がかかってきます。
長期で留学に行くとなった際は、長らく日本の家族・友人と会えないことを覚悟しておくことも重要です。
長期で高校留学をする際に必要な費用【期間ごと】
高校生が長期で留学に行く際の費用は、国ごと、学校ごとに大きく異なります。
また、期間によっても異なり、留学期間が長くなれば生活費・学費が大きくなるでしょう。
- アメリカ
- カナダ
- イギリス
- オーストラリア
- ニュージーランド
- フィジー
今回は上記6つの国で、留学にかかる費用を紹介していきます。
6ヶ月
まずは6ヶ月の高校留学にかかる費用が以下です。
アメリカ | 150〜300万円 |
カナダ | 100〜200万円 |
イギリス | 120〜400万円 |
オーストラリア | 120〜200万円 |
ニュージーランド | 100〜150万円 |
フィジー | 100〜150万円 |
特にアメリカ、イギリスなどは半年の留学でも300〜400万円近く必要になるケースもあります。
一方でフィジーやニュージーランドは、半年の期間であれば150万円程度でおさまるでしょう。
※各国の学校によって、それぞれ費用が異なります。あくまでも目安としてお考えください。
1年
高校留学を検討している方の多くは、1年以上という期間が多いでしょう。
アメリカ | 200〜600万円 |
カナダ | 200〜450万円 |
イギリス | 300〜600万円 |
オーストラリア | 200〜450万円 |
ニュージーランド | 200〜500万円 |
フィジー | 150〜200万円 |
それぞれ学校によって費用も異なりますが、アメリカ・イギリスは高いところで500〜600万円を超えてくるところもあるでしょう。
1年以上の長期留学を検討する際は、200万円〜600万円の範囲で見積もる必要があります。
弊社のフィジー高校留学では、1年の場合に約150〜200万円の範囲でおさまり、比較的安い費用での留学が可能です。
≫フィジー高校留学の費用について詳しく聞いてみる
※各国の学校によって、それぞれ費用が異なります。あくまでも目安としてお考えください。
2年
続いて、2年間の高校留学では、どれほどの費用になるのか見ていきます。
アメリカ | 400〜800万円 |
カナダ | 400〜700万円 |
イギリス | 500〜800万円 |
オーストラリア | 400〜700万円 |
ニュージーランド | 400〜700万円 |
フィジー | 200〜400万円 |
どの国も2年間の長期留学となると、400万円近くを超えるケースが多いです。
日本の大学へ4年間通うのと、同じ程度の費用がかかってくるでしょう。
※各国の学校によって、それぞれ費用が異なります。あくまでも目安としてお考えください。
3年
3年間の高校留学となると、かなりの長期となるため、費用もさらに大きく見積もる必要があります。
アメリカ | 600〜1200万円 |
カナダ | 600〜1100万円 |
イギリス | 700〜1200万円 |
オーストラリア | 600〜1100万円 |
ニュージーランド | 600〜1000万円 |
フィジー | 400〜600万円 |
弊社のフィジー留学は、3年間でも約400〜600万円となり、北米やイギリスと比較しても安い費用で留学が可能です。
「長期で留学を考えているが、費用が心配…」という方は、ぜひ1度ご相談ください。
※各国の学校によって、それぞれ費用が異なります。あくまでも目安としてお考えください。
長期で安く高校留学をするならフィジーが最適
北米、イギリス、オーストラリアなどの主要な国と比較しても、フィジー留学は安い費用での留学が特徴的です。
また、フィジー留学で高校3年生(Yeat 12)を終了する場合、日本の高校卒業資格と同等に扱われます。
帰国生入試を取り入れている日本の大学を受験する選択も可能になり、日本の高校卒業とは違ったメリットもあります。
日本とは全く異なるフィジーの環境で、高校留学を経験することは『一生の財産』となります。
まとめ:留学する高校生が長期で行くべきかは目的や状況次第
高校生が留学を検討する際に、長期で行くかどうかは「目的・状況」によって異なります。
「費用はあまり気にせず、英語力・学力・海外文化の体験などを重視する方」は、2年〜3年の長期留学が向いているでしょう。
一方で、「費用が特に心配で…しかし高校留学はしてみたい」という方は、6ヶ月〜1年程度の中期留学が最適です。
しかし、費用に関しては奨学金を利用できるケースも多いため、1度視野に入れてみることをおすすめします。
参考記事:【必見】高校留学で利用できる奨学金!おすすめ4選
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