2019/12/06

失敗しない高校留学エージェントの選び方

高校留学をするにあたって避けて通れないのはエージェント選び。
エージェントによって得意な国や地域は異なり、費用やサポート体制も異なります。留学エージェントは日本だけでも200近くあり、現地エージェントも含めるとその何倍にもなります。
エージェントそれぞれの特色を知り、自分が求める条件を満たすようなエージェントを見つけましょう!

エージェントとは

まず、留学する方法は3つあります。
 ①自分で直接手続きする
 ②留学エージェントに仲介してもらう
 ③在籍している学校に紹介してもらう

自分でインターネットを使って調べることはできますが、時間がかかったり、そもそも一定の語学力がないと十分なリサーチができなかったりなど、満足がいく留学先選びができない可能性が高いです。
また、学校経由で留学先を調べる方法もありますが、まだ多くの高校では、そのような交換留学を行っておらず、進学する高校を選ばないといけません。
その結果、高校留学を含め留学では、現地とのコネクションがあり語学力のある留学エージェントに依頼するのが無難であると言えます。
語学に不安がある人や、海外自体に行ったことがない人、情報が多すぎてどうしたら良いかわからなくなった人など、留学についての相談相手が欲しいという人は少なくないと思います。
決して安い値段ではありませんが、より充実した留学生活を送れるように、留学エージェントに依頼することをオススメします。

オススメのエージェント

留学エージェントの数は非常に多く、比較するのも非常に時間がかかります。
ここでは主な留学エージェント10社をご紹介します。留学エージェントを選ぶ際の参考にしてください。

1. ICC国際協力委員会

中高生から社会人まで幅広い年齢層の留学を扱っている老舗の留学エージェントです。
創業31年の団体で、各国の教育委員会や教育省との繋がりが深いのが特徴です。
独自の留学も多く、海外の大学進学のための高校留学やアイビーリーグに通うサマースクールやスイスのホテル留学など、多種多様な留学が魅力的です。
留学相談会は東京、横浜、名古屋、大阪、京都、福岡など全国で開催しており、各地から直接アクセスしやすいのが特徴です。
ICC国際協力委員会

2. 留学ジャーナル

留学を志す人も一度は見たことがある留学情報雑誌「留学ジャーナル」。
幅広い情報を生かして留学を仲介しているエージェントです。ICC国際協力委員会と同じく45年前からある会社で、今まで20万人以上の人が利用しています。
語学留学、短期・長期留学、休学留学、ホームステイ留学、インターンシップ、ボランティア、専門分野スキルアップ留学、大学・大学院留学など留学の趣旨は多種多様で、留学先もアジア諸国やマルタを含むヨーロッパ諸国など多くの国へ留学生を送っています。
海外が初めての人にもやさしく、満足度が高いエージェントです。

安心安全な留学・海外留学は留学ジャーナル

3. 留学情報館

特徴的なのは他のエージェントにはない様々なサポート体制を用意していることです。
特に、出発前と出発後に1年間ずつ英語のレッスンを受けることができる特典は魅力的です。
留学前に英会話レッスンを提供しているエージェントは多いものの、留学後にも提供しているエージェントは多くありません。
留学前に同じ留学生と繋がりを作ることができる交流会もおすすめです。
アメリカ、オーストラリア、カナダ、フィリピン、イギリス、ニュージーランド、フィリピンなど、英語圏への留学を斡旋しており、各地に現地オフィスを構えています。

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4. iss留学ライフ

通信教育で有名な「Z会」、英会話の「シェーン英会話」、学習塾の「栄光ゼミナール」を手がけるZEホールディングスのグループ会社で、留学情報雑誌「留学ライフ」は留学ジャーナルと同じくらい有名な雑誌です。
多種多様な留学パッケージがあるのが特徴で、「ドイツ語+バレエ留学」や「英語+ボランティアワーク留学」など面白い留学ができます。
家族や友達を紹介すると双方にお得なプレゼントがもらえるキャンペーンや、相談会にて申し込みをするとQUOカードがもらえる企画など、時期によってお多種多様な特典を受けられます。

ISS留学ライフ

5. ウィッシュインターナショナル

海外サポートが強いのが特徴的です。
海外20箇所以上に現地オフィスを構えています。海外オフィスがあると、海外初心者でも安心して困ったときにサポートしてもらうことができます。
教育事業をしている中央出版のグループ会社で、信頼も厚いです。

ウィッシュインターナショナル

6. ラストリゾート

英会話の「NOVA」で有名な、NOVAホールディングス株式会社のグループ会社です。
国内に43拠点もあるので、地方にお住まいの方など直接話を聞いてみたい人におすすめです。

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7. ISA

語学力だけでなく、海外で生きていく力を身につけていくことを目標にしているのがISAの魅力です。
日本人が苦手とするスピーキング能力を上げるためのホームステイ留学や、海外には行けない子供たちのための「国内イングリッシュキャンプ」が魅力的です。親子留学なども用意されています。

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8. 留学コンシェルジュbeo

1万人以上の留学生を送っているbeo。
留学コンシェルジュが、学校の選び方から留学前の準備の仕方まで教えてくれます。
自分の費用や目的にあうような留学を一緒になって選んでくれます。留学は情報戦です。
他のエージェントとは違い自分の要望を聞いて親身になって留学先を選んでくれるところは非常に魅力的です。

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9. ウィンテック留学センター

スポーツ留学やおけいこ留学などバリエーション豊かな留学を提供しています。
一人一人に合わせた留学プランを考えてくれ、満足度も高いです。
少し手数料は高めですが、一つ一つの留学のクオリティが非常に高いです。

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10. アズウィック

語学留学ではなく、ダンス、ネイル、ヨガ、アート、デザイン、スポーツ、演劇、ファッション、美容系の留学スタイルを提供する留学エージェントです。
高校生のうちからそういった分野について海外で学びたいと考える人にオススメです。
カウンセラーもクオリティが高く、親身になって相談に乗ってくれるエージェントです。

アズウィック

高校留学エージェントの選び方

数ある留学エージェントなかから自分にあった留学エージェントを選ぶのは非常に難しいです。
高校留学エージェントの正しい選び方を紹介します。

1. 有料/無料の料金システムがちゃんと分かれている

留学で一番心配なのは料金の問題。
留学エージェントに払うお金も安くはありません。また、留学エージェントによっては、「ここまでは無料だがここからは有料」「基本的に無料だが一部例外あり」など料金体系が複雑な会社も多いです。
基本的なことですが、仲介料がいくらかかるのかちゃんと見積もりしてくれる留学エージェントを選ぶことが大切です。

2. 複数の留学先を比較する

留学エージェントを決める時にまずすることは各エージェントへの資料請求です。
できれば5~7社くらいのエージェントから資料請求をして各留学エージェントを比較しましょう。
資料から各エージェントの料金体系や特徴を知ることができるので、その後のエージェント選びが楽になります。
留学エージェントを比較する際は、料金体系はもちろん、留学先の地域や期間を見るようにしましょう。
資料を読んで気になったことは直接会って質問することで、より満足度の高い留学をすることができます。

3. 希望の国や地域に強いエージェントを探す

留学エージェントは会社によって、得意な国や地域があります。
各高校とのつながりや今まで送り出してきた数など、エージェントによって違ってくるからです。
特に今まで留学先に送り出した数は重要です。
高校留学は語学留学と違って、そもそもの数は少なく、エージェントによってはほとんど送り出したことがない会社もあります。
また、エージェントによっては現地の教育委員会や教育省とつながりがあるところもあります。
基本的に1年以上の高校留学は現地の公立高校に編入することになるので、そういった機関と繋がりがあることは安心できる材料です。

4. 実際に会って質問してみる

エージェントを決める前に絶対にしてほしいのが、担当者の人と実際に会って話すことです。
質問をしても不明瞭な答えしか返ってこないエージェントもあり、不安なまま留学先に向かう学生も少なくありません。
本当にいいエージェントは、留学する学生が不安に思うことは把握しています。
エージェントが自分の留学を応援してくれているか、心の底から信頼できるエージェントにお願いしましょう。

5. 口コミを参考にする

エージェントについての口コミには、あくまで「参考に」するようにしましょう。
エージェントといえど、すべての学生に最高の留学を届けられるとは限りません。
口コミの中には感情的なものもあるので、100%信じることは避けましょう
しかし、口コミの情報も侮れません。
現地の学校の雰囲気など実際に留学に行かないとわからないことも多く、それらの情報は口コミを参考にするといいでしょう。

国内エージェントと海外エージェントの違い

海外エージェントを利用するメリットとして
 ・現地の高校との繋がりが深い
 ・現地の詳しい情報を提供してくれる
 ・留学先でのサポートが充実している
などが挙げられますが、本当に海外エージェントの方がいいのでしょうか。

海外エージェントを利用した人の中には、
 ・留学前の準備ができているか心配だった
 ・現地カウンセラーとの関係を築くことができなかった
など国内に直接会える人がいないからこそ難しい点もあるようです。

実際国内エージェントを使うか、海外エージェントを使うかは一長一短です。
国内エージェントでも留学先学校と強い繋がりがあるところも多いですし、海外エージェントでも国内にオフィスを構えて直接コミュニケーションをとることができるところもあります。

よくある質問

海外にオフィスがあるエージェントを選んだ方がいいですか

高校留学にあたっては、海外にオフィスがあるエージェントをオススメします。
病気になったときや事件に巻き込まれた時など、ホストファミリーがいるとはいえ、仕事で不在にしている場合など、緊急事態に対応できないことがあるので、現地でのサポートが充実しているエージェントが安心だといえます。

エージェントへの仲介料はおよそいくらですか

仲介料についてはエージェントによって様々です。
仲介料がなく、その分学費に上乗せされている場合など、料金体系はエージェントによって多種多様です。
資料やカウンセリングでどのくらい料金を払わないといけないかしっかり調べるようにしましょう。

最低何ヶ月前に申し込めば留学に行くことができますか

パスポートや留学先のビザにもよりますが、最低でも4ヶ月前には申し込むようにしましょう。
また、留学先によっては面接や書類審査などの事前選考を実施していることもあります。
早くから応募して準備するに越したことはありません。早めに判断するようにしましょう。

食べ物アレルギーや持病があるのですが大丈夫ですか。

アレルギーについては、ほとんどのエージェントが考慮してくれます。
ホストファミリーもプロではないですが、アレルギーが出ないように気を使って食事を作ってくれることが大半です。
持病については重度にもよります。
現地の医療機関が日本よりも劣っている場合も多いので、留学前に薬など自分で対処できるようにしていくことが大切です。

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