2015/05/15
Sharing My Experience
BULA! 小谷です。
今回のブログでは、Year12のMikiが語学学校生に向けて行ったプレゼンテーションについてお届けします
このプレゼンテーションは、Mikiの「やってみたい!」から始まりました。
実はというと、前学期最終日の日本人集会の時に、Year 9,10に向けて1度、Mikiはフィジーでの経験についてプレゼンをしています。
その時のプレゼンをしているMikiは、少し緊張気味でしたが、堂々と最後までやり遂げ、
Year 9,10 の学生から大きな拍手を浴びていました。
その後、私は彼女に、「今日のプレゼンは(自己採点で)何点だった?」と聞きました。
私は、高得点を彼女の口から聞けると思っていましたが、彼女の答えは「微妙でした。」でした。
そこで、「今までプレゼンは何回したことがあるの?」と聞くと、
その答えは、「初めてです。」でした。
私はその答えにものすごくびっくりしました。
そのプレゼンは人生初めてのプレゼンとは思えないほどの出来栄えだったからです。
私は素直に「このプレゼンが初めてのものなら、100点以上だと思うよ!」と彼女に伝えました。
それでも、彼女の顔は晴れませんでした。きっと不完全燃焼だったのでしょう。
後日、彼女はキラキラした目でスタッフルームに現れ、
「この前のプレゼンを語学生に向けてもやりたいです。」と元気な声でひと言。
その勢いに、私たちスタッフも押され、「やってみよう!!」と語学学校のマネージャーに確認をとり、
実現することに★
その後、仲間の意見を取り入れながらプレゼンの内容を練り直し、自分の足で語学学校を訪れ、
自分がプレゼンすることを宣伝しました。
そして当日。5/6 14:45~
無事に語学生7人と応援に駆けつけたバプロ生10名に向けてプレゼンが始まりました。
序盤は導入部分を英語で話すということもあり、少し緊張気味の様子でした。
ですが、プレゼンが進むにつれ、緊張もほぐれ、いつものキラキラした目で自分のフィジーでの経験、
そこから感じたことを堂々と伝えていました。
「みなさんもフィジーを感じましょう!!」という彼女の気持ちが会場いっぱいにひしひしと漂っていました。
プレゼンの終わりには語学学校の教頭先生、Mrs. Andi も駆けつけてくださり、フィジアンの歌を1曲を披露してくださいました
すると、この曲を知ってる!と、Year 12のRaito と Keito も急遽参加することに!!
私がプレゼンを見ていて特に印象的だったのが、
プレゼンの途中、Year 9のTokoと2人で、フィジーの村人たちの様子をユーモアな漫才を通して伝える場面でした。
きっと、前のプレゼンでは、この部分がYear 9.10 の皆には上手く伝えられなかったと思ったのかもしれません。
その悔しさを糧に、考え抜いて出た伝え方がこの漫才ではないかと思います。
結果は大爆笑!まではいかなかったものの、腹をくすぐる様な笑いで、会場の雰囲気を和やかにしました。
内容も簡潔ですごく分かりやすく、村での生活が鮮明にイメージできました。
また、プレゼンの途中に頬に涙が流れていたのも印象的でした。
その涙がどんな意味を持っていたのか察することはできませんが、
そこには、彼女の情熱、悔しさ、感謝などの様々な感情があったと思います。
彼女のこの大きなチャレンジを私は尊敬します。
そして、このチャレンジを見た語学生が「フィジーを感じるため」に
英語をコミュニケーション手段として何かアクションを起こすことを願います。
また、応援に駆けつけたバプロ生が彼女の勇姿に何かを感じ、
自分自身を大きくするための一歩を踏み出すことを願います。
では、今週から新学期スタートとなりました。
こつこつと毎日一歩ずつ前進し、最高のフィジー留学を自分の手で作り上げて行きましょう。
小谷
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