2011/07/08
★国際理解講座★
先日、ボランティアに興味がある生徒を対象に、トンガで活動されている。
青年海外協力隊の方の話を聞く機会が設けられました。
まずは、その青年海外協力隊員の方のご紹介から…
薮兼忠昭さん
現地の全寮制の高校で電気科の講師をされています
工藤幸子さん
現地の方に、自然災害に対する防災教育・防災能力向上の支援をされています。
ところで、皆さんは、トンガ王国(通称トンガ)がどこにあるかご存知ですか?
フィジーの東に位置し、フィジーから一番近い外国です。
↓の写真は、トンガがどこにあるのかを説明してくださっているところです。
トンガはどのような国か?
お二人の活動はどんなものなのか?
今までに大変だと感じたことは何か?
JICAメンバーになるためには、どんな面接・試験があったのか?
どのような資格がいるのか?
技術がなくても大丈夫なのか?
英語力は必要なのか?
そうしたことを中心に、和やかな雰囲気のもと、お話を伺うことができました
お二方ともすごくわかりやすく、丁寧に一つ一つお話してくださっています。
工藤さんが携わっている防災教育の一環で作製されたポスター
食い入るように2人とも見ています
こちらはトンガの旧紙幣と新紙幣
トンガは南大西洋で唯一の王国で、現在ではジョージ・ツポウ5世が王様として君臨しており
どちらの紙幣にも国王が描かれています。
活動の内容をかみ砕きながら写真を用いて説明してくださっています。
生徒達も聞き逃すことがないよう真剣に聞いています 。
最後に一人一人、生徒からお礼の言葉を述べる中で印象的だった生徒の言葉を紹介させていただきます。
「FIJIに来て、最初は嫌だと思うこともあったけど、
この国に居ることができて今は幸せです。
ありがとうございました。」 by CHIKAGE
「フィジーは、英語がネイティブの国ではないけれど、フィジー人・インド人・
中国人・ヨーロピアンなど他民族国家なので、英語だけでなく他の言語や
様々な国の文化に触れたり習得できたりする、恵まれた環境で勉強が
できていると思います。ボランティアについて、たくさん教えていただき、
ありがとうございました。」 by YUI and SHIORI
今フィジーという国で学べていること・暮らしていることを、「幸せ」と力強くそう言い切れる彼女たち。
みんな、短い期間でも本当に逞しく日々成長しています。
お話が終わった後もYuiとShioriは自分達にできるボランティアはないのか、
どういったボランティアが他にあるのか、たくさん質問をしていました
藪兼さん、工藤さん、貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました
生徒達にとって、お二方のお話を聞き、国際理解や職業観、自分には何ができるのか、また、自分の将来について改めて考えるきっかけになったと思います。
高校生のうちから、日本だけでなく世界に目を向けることはとてもいいことですし、
高校生の時にこのような機会をもてる彼女達をうらやましくも思います。
今後、彼女達がどのような大人になっていくのか、非常に楽しみです。
edited by Azusa
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